ご自身で交換したことがあるらしい
2024年 03月 30日
京都府のお客様から輸入樹脂サッシのバランサーの糸が切れてしまったので、
バランサーを入手出来ないかという相談を頂きました。
サッシ・メーカー自体はおっしゃられなかったのですが、シングルハング用の
バランサーはいくつかの種類に限定される為、部材の特定さえ出来れば
アメリカからの調達に問題はありません。
写真がお客様から頂いた不具合のあるバランサーですが、バネにつなげて
あるはずの吊りヒモが2本共なくなっています。
こうなると、窓が自重で落ちてきてしまう状態ですから、何かつっかえ棒を
しない限り窓を開けておくことは出来ません。
今後、お客様に部品を特定する為の必要事項をお伺いして、部材の見積を
お出しするのですが、それと同時に取付け作業をお客様で行うことが
可能かどうかもお聞きしなければなりません。
全くやったことがないということなら、私がメールでやり方を教えた所で
ちゃんと作業が出来る訳はないでしょうから、最初は私たちが伺って
やり方を見て覚えて頂くことをお勧めしています。
でも、このお客様は仕事が建築関係らしく、以前にもバランサーを交換
したことがあるそうなので、わざわざ私がお伺いする必要はなさそうです。
そういうお客様は珍しいと思いますので、もし取り替えは初めてという
お客様であれば、適当に挑戦してみるのではなく、正しい手順と今後の
ケアの方法を習ってからご自身で作業をして頂ければと思います。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
by mikami-homemade
| 2024-03-30 21:41
| メンテナンス