まずは、ケースメントのガラス交換
2024年 08月 20日
以前愛知県のお客様の輸入住宅で、ハーフサークルウィンドウ付き
ダブル・ケースメントサッシでペアガラスの内部結露を確認したという
記事を書かせて頂いたことがありました。
輸入サッシは、木製アルミクラッドのサミット(Summit)社製。
ガラスが入った建具(障子)を一旦窓から外して、会社で建具を分解し
ペアガラスの実寸法をチェックした上で、新しいガラスを製作しました。
ただ、建具を分解して分かったのですが、木枠の内部が雨漏れで腐って
ガサガサになっていたのです。
そこで、新しいペアガラスを入れる前に、腐った建具枠を新しいものに
代えてからペアガラスを挿入して組み立てました。
その後、無塗装の木枠部分を古い塗装された木枠と同じように防水塗装して
更に屋外側のガラスの周囲に防水処理を実施しました。
そうした一連の作業を行った後、昨日現場でようやく修理した建具を
窓枠に取付けてきた様子がこちらの写真です。
半円窓は外部足場を設置してからのガラス交換になりますが、その下の
2連のケースメントサッシは美しく仕上げることが出来ました。
既に長年のクセが付いてしまっているので完璧とまでは言いませんが、
サッシの開閉調整やロックの調整なども行って、比較的スムースに
窓の開け閉めが出来るようにもなりました。
全てがオーダーメイドの仕事ですから、時間と手間はどうしても
掛かってしまいますが、ちゃんと直すという点では最も理想的かも
知れません。
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