壊れた原因を解決すべき
2024年 08月 23日
東京都のお客様から輸入のスライディング・パティオドア(掃出しサッシ)
のロックレバー付きハンドルが壊れたので、交換部材が欲しいという
ご相談を頂きました。
輸入サッシは、樹脂で出来たアルメトコ(Almetco)社製。
昔、新築の際に防火対応とする為か、ガラスは網入りになっています。
通常でもこのサッシは、重量のある強化ガラスがペアガラスになったものを
装着していますから、網入りとなると更に重くなっていることが想像出来ます。
恐らくハンドルロックが破損した原因は、ドアの水平・垂直バランスが崩れて
ドアの開け閉めが重くなったり、ロックが掛けづらくなったりしたことの
はずですから、そういう問題を一緒に解決しない限り、またハンドルが破損
する可能性があると思います。
愛知県から東京まで出張して調整・修理するとなると、どうしても高速代や
ガソリン代、宿泊費といった経費が掛かってしまいますが、新築から一度も
メンテナンスをしたことがないとしたら、ドアにほんの少しお金を掛けても
バチは当たらないかも知れません。
勿論、それ以外にも輸入住宅のメンテナンスが必要な箇所はあるでしょうから、
修理の際にそういったことの調整やアドバイスを私たちプロの視点から案内
されるだけでも、出張旅費の元が取れるのではないかとも思います。
単に交換部材だけを海外から調達して宅配でお送りするだけでも可能ですが、
長い目で考えればどちらが得かお分かり頂けるかも知れません。
(私たちもいつまでこの仕事を続けられるか分かりませんしね・・・)
まあ、判断はお客様ですから、これ以上私共が申し上げることはありませんが、
皆さんはどうお考えになりますでしょうか。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。