ロックレバーが簡単に回ってしまう
2024年 10月 29日

愛知県のお客様から、上げ下げ窓のロック金物がしっくりこないという
ご相談を頂きました。
輸入窓は、木製アルミクラッドのマーヴィン(Marvin)製ダブルハングサッシ。
写真は、そのロック金物をひっくり返して裏返しにしたものです。
装着されたバネがあることで、ロックレバーで鍵を掛けた時や鍵を解除した時に
レバーが勝手に回っていかない状態を作ることが出来ますが、そのバネをレバー
と連動させる為のピンの部分が折れてなくなっています。
この小さなピンがロックレバーの裏側に付いていることで、レバーの回転が
バネで制御されるのですが、制御不能となったレバーは知らぬうちに動いて
しまうような感じになります。
ここが壊れても鍵が掛けられないということでもないし、鍵を開けられない
ということでもありませんが、鍵を掛けたつもりでも何かの衝撃や振動で
外れてしまうなんてことも起こり得る状態です。
輸入の上げ下げ窓のクレセント・ロックにはこうしたバネが仕込まれており、
ロックレバーを「開」又は「閉」の位置から自然に動かないように制御して
います。
もしバネが利いていない状態になっていたら、それはロック金物が正常に
働いていない状態ですので、早めに交換頂くことが望ましいと思います。
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