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輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

スクリューボルトでロックする

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お客様から掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)の鍵が掛かった
まま開けられなくなったという相談を頂きました。

写真は、正常な状態のドアを開けてロック金物の形状が分かるように撮って
頂いたものですが、金物の上下に大きめのロックボルトが2つ飛び出していて、
それが動くことでロックが掛かるという仕組みです。

どこのサッシ・メーカーなのかは不明ということですが、サーティンティード
(CertainTeed)の古いタイプのものにも同じようなロック金物が付いていた
ように思います。

仕組みはシンプルなのですが、この鍵の解除はなかなか難しいかも知れません。

ロックレバーを上げ下げしても鍵は何の反応もしないようですし、ドアが閉じて
いる状態ではボルトは全く見えないですから、セキュリティがしっかりしている
分鍵の対処も専門知識と経験が必要です。

無理にこじ開けようとして破損の範囲が広がってしまえば、それこそ鍵が開けられ
なくなるリスクが高くなります。

取り敢えず、お客様は自力で何とかされるとのことですが、素人の人間が道具もなく
やれることとは思えません。

勿論、運よく鍵を開けられたとしても、今度は鍵を掛けられなくなるでしょうから、
交換用の特殊なロック金物を準備してからでないと鍵の解除も出来ないと思います。

輸入住宅にお住まいの皆さんも、掃出しサッシやテラスドアの鍵の様子がおかしい
と感じたら、そのまま使い続けずに早く修理を依頼するようにお願いします。

一旦ロックしたままになると、なかなか外せないのが輸入のドアですから。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。


by mikami-homemade | 2024-11-27 20:33 | メンテナンス