鍵の様子は全く分かりません
2024年 11月 28日
神奈川県のお客様から、輸入サッシの鍵が壊れて開けられなくなったという
ご相談を頂きました。
輸入窓は、カナダ樹脂サッシのヴァイスロイ(Viceroy)製スライディング・
パティオドア。
写真がそのサッシのハンドルロックですが、屋外側は元よりこちらの室内側
からも鍵の状態は全く見えません。
ドア本体がドア枠の中に入り込む形でドアが閉まる形ですから、セキュリティ
の観点からもよく出来ていますが、逆にこうなってしまうと自分たちでも
ロックを解除する手立てがないというのが困りものです。
恐らくドアに内蔵されているロック金物が破損して、ロックレバーと連動
しなくなったことで鍵が掛かったままになっているのだろうと思います。
ですから、ドア枠の中に隠れているドア本体の木口(こぐち)に何とか
アクセスして、ロックラッチをストライク(鍵の受け金物)から外す
という作業をしなければなりません。
勿論、鍵を解除しただけだと、今度は防犯上危険な状態になってしまいますから、
新しいロック金物(ロックケース)をその前に調達しておく必要があります。
特にこのドアに付いているロック金物は、既存のフェースプレートを新しい
ロック金物に取付け加工するという仕事も行わなければ、直すことが出来ません。
そういう点でも難易度が高い修理になりますから、お客様自身で何とかする
というのは大変な状況です。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
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現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。
by mikami-homemade
| 2024-11-28 17:08
| メンテナンス