窓を開け閉め出来るようになりました
2025年 01月 14日

愛知県にある輸入住宅の販売物件にお邪魔して、販売前の輸入サッシの修理
を行ってきました。
輸入窓は、キャラドン(Caradon)の樹脂製サッシですが、至る処破損していて、
予算の範囲内で出来るだけ修理をして欲しいとの要望を頂きました。
写真は台形出窓(ベイウィンドウ)のケースメントサッシなんですが、建具下で
支えているウィンドウヒンジが錆びて欠落した状況でしたので、窓を開ける
ことが出来ない状態でした。
また、サッシの上の方に取り付けられていたロック金物は、レバーを持ち上げて
ロックを解除した時に、そのまま上がった状態を保持していなければいけない
のですが、部品の摩耗ですぐにレバーが下がってしまいます。
そうすると窓を閉めた時にレバーの先が引っ掛かってしまい、レバーを
上げながらクランクハンドルを回して窓を閉めるという操作を同時に行わないと
窓の鍵が閉められません。
つまり、窓を開けるのも閉めるのも困難なサッシという状況でした。
今回、私たちは既存のサッシ金物と全く同じものを輸入して、取付けと
調整を行った処、見事に開閉するようになりました。
カナダのキャラドン社は既に会社がありませんが、こうして適切な部品を
取り寄せれば、元通りスムースに動くようになるのです。
皆さんのおうちでも輸入サッシに問題を抱えていたら、私共のような専門家に
修理メンテナンスを依頼してみては如何でしょうか?
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。