このタイプは、もう寿命です
2025年 07月 06日

広島県のお客様から、古い輸入のドアノブ用のドアラッチが欲しいという
ご相談を頂きました。
輸入のドアノブは、旧タイタン(Titan、現クイックセット Kwikset)の
古いもので、頭の先にフェースプレートが付いていないドライブイン・ラッチ
と呼ばれる丸い頭のドアラッチが装着されています。
写真がそのドライブイン・ラッチですが、本体に仕込まれたバネが弱ってきて、
鍵爪が出て来なくなったり出っ放しになったりして、ドアの開閉に支障が出ます。
そうした不具合はドライブイン・ラッチに限らず、フェースプレート付きの
ドアラッチでも起こるのですが、どんなものでも古くなればバネがいかれるのは
当たり前です。
このドライブイン・ラッチが装着されたドアノブ(ドアレバー)は、おおよそ
30年近く前に輸入されたものが多く、もしそうなら既に寿命を超えています。
ドアラッチの不具合は、これが原因で部屋に閉じ込められたり、トイレや
洗面で鍵が出来ずドアが開いてしまったりしますから、生活するのも大変に
なります。
もし皆さんのおうちでも戸先部分にある鍵爪の周囲が丸くなったドアラッチが
付いていたら、壊れる前に家中のドアのラッチを全て交換すべき時期だと
思います。
ただ、これにも種類があって、キーで鍵を開け閉めする外部ドア用のドアノブ
(ドアレバー)のものとそれ以外のものと2種類が存在しますので、よく
私共のような専門家に相談して、間違えないように入手して下さい。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

