これだけ下がったら、閉まりません
2026年 03月 03日

三重県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入のファイバーグラス製
玄関ドアのドアヒンジ交換及び建て起こし調整を行いました。
玄関ドアが徐々に下がってきて、敷居とドア下とが擦るようになって
しまい、ドアの開け閉めが非常に重いという状況でした。
写真が、ドアのメンテナンスで取り外した輸入のドアヒンジです。
左右の蝶番を閉じた時は、通常蝶番同士がピッタリ同じ高さになるもの
ですが、このように蝶番の高さにずれが生じて段差が出来ています。
段差が出来た分、蝶番同士の噛み合わせ部分には大きな隙間が生じて
いますから、その隙間分ドアが下がってしまったということになります。
その隙間5mm程ありますから、ドアの下端が敷居に擦ってきても
不思議ではありません。
こういう時、あまり納まりを知らない大工さんや職人さんが修理すると、
ドアヒンジを交換せずにドアの下端をいくらかカットしてしまう人が
いらっしゃいます。
それは、その方では輸入のドアヒンジを手配出来ない為に、一時しのぎで
ドアを切ってしまうという手法を取るのですが、そうするともう元に
戻せなくなってしまいます。
ドアの高さを小さくすれば、今度はドア上に隙間が生じてしまい、家の
気密が失われることにもなりますから、絶対にやってはいけない施工です。
また、もしそうすると、ドアラッチやデッドボルトバーの位置もずれて
いますから、そういった部分も位置をずらす加工が必要となり、その際
出来た傷も戻せません。
ドアが下がって開閉がしづらくなってきたり、鍵が掛からなくなって
きたりしたら、まずは私共のような専門家に相談をして、適合する
輸入ヒンジを調達した上で、ドアの高さや水平・垂直の調整をして
もらうことが大切です。
対処療法ではなく、原因療法で家の修理をするように心掛けて下さいね。
輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。
尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

