窓が開けられない
2026年 04月 04日

岐阜県のお客様から、輸入の上げ下げ窓のサッシュ(障子)が上がらない
というご相談を頂きました。
上げ下げ窓は、ハード(Hurd)製のアルミクラッド木製ダブルハングサッシ。
写真は、不具合のあるサッシの側枠の上部を撮ったものですが、白い樹脂製の
側枠の上にある僅かな隙間からグレーがかった色のバネが飛び出してきています。
それも、グシャグシャに変形したような様子が見受けられます。
こういう場合一番問題になるのは、重い障子(建具)とバネとをつないでいる
クラッチシューと呼ばれる小さな樹脂部品が経年劣化して破損していることかも
知れません。
この小さなプラスチック部品が壊れると、バネが部品から外れてしまい、
バネが勢いよく上の方に縮んでしまい、その勢いで白い側枠の上からバネが
飛び出してくることとなります。
現在、メーカーでは既にこのタイプのサッシの製造を終了しており、バネや
クラッチシューは供給してくれません。
ただ、バネは意外と丈夫な為、多少の変形があってもうまく修正して加工すれば、
そのまま使うことが可能なケースが多くあります。
勿論、そのまま使えるかどうかは、外してみないと分からないのですが、
多くの場合流用出来るように思います。
クラッチシューについては、窓メーカーからの調達は出来ないのですが、
アメリカの部品メーカーからの調達は可能ですから、そういった点では
今回のトラブルもメンテナンス出来そうな気がします。
ただ、これらの部材を交換・調整するのって、結構時間も手間も掛かります。
ですから、今不具合のないダブルハングについても、同様に劣化が進んで
きていますので、不具合サッシと同時に部品交換することをお勧めします。
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