輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

カテゴリ:メンテナンス( 529 )

ペアガラス内部の錆び

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静岡県伊東市のお客様からハード(Hurd)社製の掃出しサッシの
建具(ドア)交換のご依頼を頂きました。

室内側が木で出来たアルミクラッドの重厚な掃出しサッシなんですが、
ペアの強化ガラスの中に水分や湿気が入り込んで、中で内部結露を
起しています。

こうした結露は、ペアガラスの中を曇らせるだけでなく、緑色の藻
のようなものが出てきたり、ガラスの周囲の金属やゴムのスペーサー
部分を劣化させたり錆びさせたりしてしまいます。

これを放置しておくと、一体となったペアガラスの接着が緩くなって
ガラスが動いて固定出来なくなるという恐れが生じますから、最悪
サッシからガラスが脱落することにもなりかねません。

この不具合は、屋外のアルミ枠とガラスとの間に入れられていた
防水コーキングやパッキン材が劣化して、そこに出来た隙間から
雨や湿気がサッシ内部に侵入したことで起こります。

一旦内部結露をしてしまうと、ペアガラスの中から水分を外に出す
ということは出来ませんから、ハードの場合建具(ドア)ごとの
交換が必要です。

輸入樹脂サッシなどは、ガラスのみの交換が可能なものもありますが、
アルミクラッド・サッシの多くは建具を交換しなければ直せません。

今回は伊豆半島までの出張修理となりますが、新しい建具はちゃんと
ガラスの防水処理やパラペイントのティンバーケアで木部の防水塗装
を行った上で取付けに伺います。

メーカーから出荷されたものをそのまま取付けるだけなら簡単ですが、
そこにひと手間加えて不具合のリスクを減らすのがホームメイドの
仕事です。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

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by mikami-homemade | 2018-12-13 15:53 | メンテナンス
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九州のお客様からカナダ キャラドン(CWD)社のシングルハング
樹脂サッシのメンテナンスについて相談を頂きました。

写真は、ボトムサッシュ(下窓の建具)を外して、バランサーの
接続部分を露出させた状態です。

建具の下に付いているはずのピボットバーが、ピボットシューの
穴に差さったまま抜けなくなったようです。

ピボットシューの上に付いている金属の棒のパーツが、バランサー。

以前にもご紹介したことがありますが、螺旋状の金属部品が
このバランサーに内蔵されていて、それが回転しながら上下する
ことで窓を開閉するという仕組みのサッシです。

このバランサーをスパイラル・バランサーと呼ぶのですが、
国内の輸入サッシでもあまり見掛けない珍しいタイプです。

今回は、恐らくスパイラル・バランサーだけでなく、ピボットバー
やピボットシューも交換しなければならないでしょうから、
専用の工具や取外しの技術と経験が必要です。

ですから、お客様からのご依頼があれば、私たちが九州まで出張して
交換する以外ないかも知れません。

体一つで行けるなら新幹線で往復すればいいのですが、資材や
道具も持っていかなければなりませんから、車で出張することと
ならざるを得ません。

やっぱり、九州出張ともなると、帰ってくるまで4日は掛かる
でしょうね。

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by mikami-homemade | 2018-12-12 20:23 | メンテナンス
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埼玉のお客様からローウェン(Loewen)のスライディング・パティオ
ドア(掃出しサッシ)のロックが壊れたという相談を頂きました。

写真を見てみると、鍵爪(ラッチ)が出る穴の奥に小さなバネが
飛び出してきています。

このバネが鍵爪を出し入れするのに使われていますから、バネが破損
してしまうと、ちゃんとアクションしなくなってしまいます。

こういう場合、バネだけを交換すれば直るように思われがちですが、
鍵爪が内蔵されたロックケースは分解することが出来ない構造に
なっています。

簡単に分解出来れば、もしかしたら泥棒が壊してロックを外してしまう
なんてことが出来るとも限りませんからね。

ですから、バネが飛んだ時は、ロックケースごとの交換となります。

ただ、いつも書かせて頂くようにこうしたロック金物の多くは、
部品メーカーが製造している汎用パーツですから、比較的簡単に
アメリカから交換部品を手に入れることが可能です。

年末年始に掛けて、買い物や旅行でお出掛けする機会が多くなります。

鍵が壊れた状態では空き巣など心配なこともあるでしょうから、
早めに部品を交換しておくことをお勧めします。

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by mikami-homemade | 2018-12-09 14:48 | メンテナンス
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一昨日三重県四日市市の輸入住宅で、ペラ ウィンドウ(Pella)の
建具(障子)交換メンテナンス工事を行いました。

先日ブログ記事で、6枚の建具の木部塗装や防水処理を行った
ということを書きましたが、その建具がこれです。

幅は75cm、高さは1.6mもある建具ですから、ほぼ掃出しサッシの
ドアを交換しているような大きさです。

今回建具の木部が腐食したということで交換することになったのですが、
建具の傾きや歪み、窓全体の防水性・気密性も調整する為にウィンドウ
ヒンジや開閉オペレーター等の交換やウェザーストリップの交換も
行いました。

写真は長いウェザーストリップを手に取って、窓枠に取り付けようと
している様子です。

建具が正しく窓枠に入り込まないと、変に隙間が生じますから
建具の傾きをヒンジの取付け位置で調整します。

また、窓を開閉する為のオペレーターは、長年の使用でギアが
摩耗してきますので、そういった金物も定期的に交換してやると
問題が起きにくくなるのです。

そして、ウェザーストリップは、縮んだり破れたりして気密や防水
性能が発揮されなくなりますから、これも同時に交換します。

サッシの復旧時にこうした定期メンテナンスを行うことで、
以前よりも増して使いやすくスムースになること請け合いです。

それから、今回交換させて頂いた高さが1.6mもあるような大きな
建具は、ペアの強化ガラスになっています。

一定の大きさ以上の窓ガラスでは、通常のガラスでなく強化ガラスを
使うことが北米において義務付けられているのです。

防犯上もさることながら、台風の風でもビクともしませんから
安心してお使い頂けますね。ただ、その分重いですが・・・(笑)

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by mikami-homemade | 2018-12-07 12:39 | メンテナンス
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以前にも輸入サッシの網戸用スクリーンについていくつか記事を
書かせて頂きました。

犬や猫が引っ掻いても破れにくいペット向けスクリーン、高強度
タイプのアルミ製金属スクリーン、蚊やノミなどの小さな害虫も
入れない極小網目のスクリーンなど様々なものが売られています。

輸入スクリーンの殆どは、グラスファイバー製の糸を使用しています。

ですから、国産のスクリーンに比べて破れにくく、水洗いしても
型くずれすることもありません。

また、アルミやグラスファイバー製の網は、火であぶっても穴が
明いたり燃えたりすることもないので、誤って煙草の火で触って
しまっても大丈夫です。

網目の細かさですが、1インチ(25.4mm)角の中で縦14本、横17本
の糸が張られたものであれば、糸の幅は最小で1.5mm程度となります。

これなら、小さな虫は部屋に入ってこられませんし、外の景色も
ちゃんと見ることが可能です。そうそう、スクリーンの色をグレーに
すれば、更に網目は気にならなくなりますよ。

そして、グラスファイバーのものは、国産の網同様カッターナイフで
簡単に切ることが出来ますから、DIYで自分で交換することも可能です。

輸入サッシだけでなく、国産サッシをお使いの皆さんも、是非輸入の
スクリーンを採用しては如何でしょうか。

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by mikami-homemade | 2018-12-06 14:41 | メンテナンス

戸車も悪くなるんですね

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こちらは、カナダ キャラドン(Caradon、CWD)社製の片引きサッシ
の建具(障子)です。

日本の窓は、両方の建具が可動する引き違いサッシが殆どですが、
西欧では片方だけが開閉出来るグライダー(スライダー)と呼ばれる
サッシが主流です。

日本人もそうなんですが、両方開けられたとしても、そのうちどちらか
一方しか開閉しないというのが習慣となっています。

ですから、片方がハメ殺し(FIX)の方が、防犯上も理屈の上でも
合っているのです。

さて、そんなグライダーですが、建具の下には窓枠のレールを走る為の
戸車ローラーが付いています。

いつも開けたり閉めたりしていると、回転ローラーもそのうち調子が
悪くなります。

ローラー自体が減ってしまったり、楕円に変形してしまったり、
戸車の軸に汚れやゴミが付着して、うまく回らなくなってしまったり
するからです。

キャラドンというメーカーは既にありませんから、私たちが部品メーカー
を当たってそこから部品を調達することとなります。

お陰様で、今回も部品を無事調達することが出来そうです。

探せば何でも見つかるというのが、ホームメイドのいいところ???

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by mikami-homemade | 2018-12-04 17:48 | メンテナンス
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大きな木製の建具が並んでいますが、これらは全てペラ ウィンドウ
(Pella)のアルミクラッド・サッシです。

木部が腐って交換が必要になった窓を新しいものにする為に調達した
6枚の建具(障子)。

事務所になっている部屋用は、明るいナチュラル・クリアのパラペイント
ティンバーケアで木部を塗装、くつろぎが必要な自宅の部屋用は
落ち着いたブラウン色を着色した上で同じティンバーケアを塗りました。

ティンバーケアは、木の呼吸を阻害しないピュアアクリルの塗料です。

また、ウッドデッキのような屋外の木部を防水するという用途に
適していますから、雨や湿気に強く2度塗りすれば5年程度塗り直す
必要はありません。

ですから、輸入の木製サッシを塗装するのには、最適な塗料なんです。

国内で手に入る塗料には、防水性や耐久性、通気性、耐紫外線性能と
いう機能を高い次元で実現しているものは少ないのが実情です。

ティンバーケアは水性ですから、こうして塗装をしている時も
臭いや危険性はありません。

サッシの木部を塗装した後に、屋外側のペアガラスを防水処理したら
出荷準備完了です。

手間暇掛ければ、それだけ長持ちするのが自然素材のいい所。
私たちは、そういう輸入住宅を造っていきたいと思っています。

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by mikami-homemade | 2018-12-03 14:54 | メンテナンス
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先日大阪でアイエムエス・カナダ製ボレアル・サッシのコイルバランサー
の交換を行ってきたという記事を書かせて頂きました。

今回は、同じコイルバランサーでも菊竹産業製シュエット・サッシに
使われているバランサーの交換のご依頼を頂きました。

それは、愛知県岡崎市にある輸入住宅の浴室サッシなんですが、
写真のようにバランサー・コイルが千切れてハウジングから外れて
しまいました。

本来は、ハウジングと呼ばれる樹脂製の箱の中に巻かれている
ゼンマイ式のバネなんですが、浴室の水分や湿気によって弱くなって
しまったということも考えられます。

バランサー・コイルはステンレス製ですから、水分で劣化するという
ことは起こらないはずですが、少しでも成分が異なる金属が混じって
いれば、それが亀裂を生じさせたということは十分あり得ます。

何れにしても、またフレームを広げる特殊な道具を使って、窓の
フレーム内に入っているバランサーを引っ張り出して交換しなければ
なりません。

サッシ・フレームを傷付けないで元通りに戻すのは、この方法か
ヒートガンで塩ビ・フレームを曲げるしかありませんから、
特殊工具はこの作業の要とも言えます。

Chouetteのサッシのメンテナンスで長く困っていらっしゃる皆さん、
バランサーを交換すれば新築時のように開閉が可能となりますから、
諦めないで相談して下さいね。

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by mikami-homemade | 2018-12-02 11:54 | メンテナンス
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メーカー不明の輸入サッシですが、尾張旭市のお客様からバランサー
の交換についてご相談を頂きました。

先日現地調査を行ってきたのですが、日本に輸入されたサッシでは
珍しく、螺旋状になったスパイラル・バランサーというものが
装着されていました。

樹脂製の建具(障子)を吊っているのがそのバランサーですが、
金属製の棒をクルクル巻いたような形になっています。

カナダのサイトなどではたまに見掛けるタイプなのですが、日本の
輸入住宅に施工された輸入サッシでは初めてみました。

交換には多少コツのようなものがあるようですが、形は違えど
機能は同じバランサーですから、適正な部品さえ調達出来れば
修理メンテナンスは可能だと思います。

勿論、このバランサーに適合する部材は、全て部品メーカーで
供給可能であることも確認済みです。

それにしても、こういう珍しいバランサーの交換も可能だなんて
マニアックですよねぇ。

輸入住宅やそこに使われている輸入資材の調達や修理に関して、
全てに対応出来るというのがホームメイドの真骨頂ですから、
今後もこうした部材のメンテナンスをしていきたいと思います。

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by mikami-homemade | 2018-11-30 14:03 | メンテナンス
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輸入サッシで横に開いていく窓をケースメントと呼びますが、
開閉させる為に付けられている金物をオペレーターと言います。

オペレーターには、写真のようなオペレーション・アームが
付いていて、これが建具を開閉させているのです。

一見手前と奥のオペレーターは同じように見えますが、よーく
見るとその違いが分かります。

そう、アームの先端が、上に曲がっているか、下に曲がっているか
という微妙な違いが存在します。

ただ、オペレーターにそういうちょっとした違いが存在するものが
あるなんてことを知っている人はまずいません。

大体大きさや開き勝手に左右があることくらいしかチェックしないのが
実情です。

だからいざ部材が届いてそれを装着しようとすると、何だかうまく
付けられない。

でも、付けなければ仕事が完結しないということから、無理やり
取り付けて施工完了ということになります。

そんな修理でうまくサッシが直る訳はありませんから、そのうち
また修理・メンテナンスが必要となります。

そういうことを勉強している専門家は、あまり国内には存在して
いません。勿論、英語で書かれた海外のサイトをチェックもしません。

知識と価格は比例します。高い見積をする処は、余分な気遣いを
しながら調達から施工まで行うことを理解して下さいね。

私は、相見積もりを取るのであれば、高い処に頼むことが一番
安心出来ると思います。これって、天邪鬼でしょうかねぇ?

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by mikami-homemade | 2018-11-29 19:36 | メンテナンス