輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

カテゴリ:外装工事( 83 )

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愛知県長久手市で外装のリフォーム工事をさせて頂きます。

今回は、屋根や外壁の塗装の塗り直しの他に、カルチャード・ストーンや
窯業系スライス・ブリックの防水塗装、マーヴィンのサッシやベルックス
のトップライトの防水メンテナンス等を行います。

アルミクラッドの輸入サッシや天窓については、外部足場がある時でないと
外側からの防水処理は難しいですから、この機会を逃してはいけません。

また、今回は塩化ビニールの雨樋が劣化してきていますから、この機会に
焼付け塗装されたアルミ製の雨樋に取り替えようということになりました。

雨樋の色褪せは相当お客様も気になっていらしたようで、劣化が少ない
アルミ製のものにすることは希望も大きかったと思います。

そして、今日の早朝から雨樋の撤去が始まりました。

撤去した雨樋をご覧頂くと分かりますが、所々白く劣化している様子が
見受けられます。

躯体を傷つけないように丁寧に撤去作業が進められていますが、
午前中いっぱいには作業が完了する予定です。

そして、午後から外装の洗いを行い、油分などの汚れやゴミなどを
除去して塗装が出来る下準備が完了します。

今日は暖かく天気もいいので、絶好の洗浄日和ですね。

リフォームの工程や留意点などは、また記事に書かせて頂きます。
どうぞご期待下さい。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てれば幸いです。

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by mikami-homemade | 2018-04-10 12:22 | 外装工事
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4月から外装のリフォーム・メンテナンスに入らせて頂く長久手市の
輸入住宅。

14年程前に増築されてから外装のメンテナンスを初めて行うという
状況ですから、今出来ることをいろいろやろうと考えております。

外壁については然程傷みはないようですが、屋根関係や外装の
人造石(カルチャード・ストーン)については、メンテナンスを
しっかりしなければいけません。

屋根はコンクリートを成型したものに防水塗装を施した、いわゆる
スレート瓦です。

立地環境にも拠りますが、10~13年くらいで塗装の塗り替えが
必要になります。

表面塗装の色落ちだけであればいいのですが、塗装自体の防水性能も
失われていますから、放置すればコンクリート自体に雨が染みて
割れたり欠けたりしやすくなります。

また、寄棟にしてある部分の屋根鈑金は、通常ガルバリウム鋼板という
耐久性の高い金属材で出来ています。

こうした材料は20年くらいは平気だと言われていますが、ご覧の通り
ブラウン色が白くなってきています。

やはり、オゾン層の破壊の影響が少なからず日本にもあるのかも
知れませんね。

こういう場合、屋根材を塗る塗料で鈑金部分も一緒に塗ってしまう
というやり方の塗装業者が殆どですが、ちゃんと施工するなら
別々の塗料を使って塗るのがいいでしょうね。

手間や時間は余分に掛かりますが、適材適所で耐久性は絶対に違う
はずです。(価格を安くするなら、こうしたことで手を抜くのです)

当然、長年の汚れも酷いですから、念入りに洗いを掛けることも
忘れてはいけません。

塩ビ製の雨樋は、やはり劣化によって変色していますが、ウレタン
塗装をすればちゃんと元通りになりますが、もっと家を長持ち
させたいということで、今回は焼付け塗装を施したアルミの雨樋に
交換することとなりました。

私たちが使う雨樋は、目に触れる外側だけでなく、水が溜まる
内側部分も塗装を施していますから、耐久性は格段に上がります。

勿論、塗装は塗装ですから、そのうち塗り直しは必要ですが、
アルミ自体は塩ビのように劣化するリスクは少ないと言えるのです。

あと、カルチャード・ストーンと窯業系のタイルですが、
こちらは洗いを掛けた上でタイル・コンクリート専用のクリア塗装
を施す予定です。

カルチャード・ストーンは新築時に何も防水処理をしていないのが
一般的ですから、雨が染みてそのうち劣化が進みます。

また、窯業系タイルは割れが出ない限りタイル自体には防水の
問題は起こりませんが、目地は薄いモルタルですから防水塗装を
全体にしておくと雨漏れのリスクは軽減出来ます。

こうした様々なメンテナンスを行う訳ですが、これだけやれば
絶対大丈夫などということはありません。

所詮、人間の浅知恵です。施工後もお客様と一緒に注意深く家を
見守っていくことの方が大切だと思います。

あと、メンテナンスだけでは芸がありません。色でもデザインでも
いいですから、何か一つ楽しいことを加えて下さいね。

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by mikami-homemade | 2018-03-29 13:51 | 外装工事
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私たちが施工するレンガ積み外壁と違って、レンガタイルは
建物の外装の表面に薄いタイルを張り付けているだけ。

コンクリート・サイディングの外壁と違い、レンガタイルなら
壁の塗り替えはいらないという考えで、高いお金を掛けて
タイル張りにされた方も多いと思います。

ただ、写真のようにタイルそのものや目地の部分に割れが入って
しまったら、どうでしょうか。

全てのタイルに割れが入っている訳ではありませんが、上から
同じ位置にライン上にヒビが入っています。

こういう場合、割れは上から下まで一直線に連続して入っている
ことが多いのです。そう、表面に出ない割れが、下地材や構造部分に
生じていると考えるべきでしょう。

私たちも表面的なクラックであれば、然程問題にはしませんが、
タイルの奥にある下地に及んでいるのであれば、雨水が構造材を
腐らせる可能性がありますから深刻です。

下地には構造を水から守る為に透湿性防水シートが張ってあって、
それが最後の砦となるのですが、クラックが広範囲に入っている
場合には、そのシート自体にも破れが生じているかも知れません。

そんな時、外壁の塗り替えでタイル外壁にもクリアの塗装を掛ける
業者さんもいるのですが、それでは根本的な原因が解決されて
いませんから、一時しのぎでしかありません。

勿論、レンガタイルは一生塗り替えが必要ないと過信している
人であれば、クラックが入っていても接着剤を塗ってそれ以上
何もしないというケースもあるでしょう。

でも、それは論外のこと。部分的でも一旦タイルを剥がすなどして、
防水下地がうまく機能しているかどうかを確認した上で、
下地の補修や防水塗装を行うことをすべきだと思います。

これから暖かくなって梅雨の時期を迎えます。外装の塗り替え等を
お考えの方は、タイルや塗り壁のクラックにも注意して下さい。

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by mikami-homemade | 2018-03-25 12:27 | 外装工事
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岐阜県山県市のペットクリニックさんで外壁の塗り直し工事や
タイルポーチの滑り止め工事を行っていますが、私たち ホームメイドは
それに合わせていろいろな作業も実施しています。

クリニックさんの看板やその照明の防水塗装や屋根瓦の洗浄処理など、
様々なことをやっているのですが、足場があるような機会でしか
出来ないような作業もあるのです。

その一つが、輸入サッシの防水処理。通常、外壁の塗り替えの際に
防水をするのは、外壁とサッシの枠の境い目にあるコーキング目地。

こうした場所は、コーキングが痩せたり、表面劣化を起したりします。
ですから、雨漏り防止でコーキングの打ち直しや打ち換えをするのです。

ただ、最近殆どの住宅で導入されているペアガラス部分については、
何も対策を実施しないのが実情です。

昨日もブログの記事に書かせて頂きましたが、ペアガラスは構造的に
内部結露を起したりしますし、ガラスと窓枠との間から雨水が内側に
侵入することもあるのです。

そういう場合、アルミクラッドのような木製サッシは、知らないうちに
室内側の木部が黒ずんできて最悪腐ってしまいます。

そうなると、サッシの建具を交換しなければならなくなりますから、
その費用と手間もたくさん掛かってしまいます。

そうならない為に、私たちは足場のある外壁塗装工事の際には、
ペアガラスの周囲や窓枠のつなぎ目など、雨漏れの恐れがある箇所に
防水処理を施します。

勿論、やたらめったらやってしまっては、雨や湿気が侵入した場合の
水抜き箇所まで潰してしまうことになりますから、輸入サッシのどこを
防水すべきか注意が必要です。
何れにしても、輸入住宅の外壁塗装をお考えであれば、ガラス周りの
防水工事を専門家と一緒に行うことをお勧めします。

そうすれば、要らぬトラブルも少なくなるはずですよ。

そうそう、輸入サッシによっては、ガラスが屋外側からしか外せない
構造のものもありますから、交換の際は足場は必修です。

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by mikami-homemade | 2018-02-27 13:13 | 外装工事

正統派の赤レンガ

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久々に外壁に積むカナダのレンガをご紹介したいと思います。

このレンガの名前は、セント・ジェームス。

MAXブリックと呼ばれるサイズの大きなレンガで、赤いレンガの
中に黒っぽいレンガが所々に含まれているデザインになっています。

こうした配色は、以前私たちが施工したヘリテージ・ブラウンという
レンガと同じですが、こちらのレンガの赤い色は少し明るい感じが
します。

デザインはオーソドックスな赤レンガですから、白いサッシや屋根の
軒ラインとの相性もピッタリです。

また、2階部分のサッシに付けられたオーバル形のラウンド・トップを
囲む縦積みのレンガやキーストーンも美しいですね。

是非皆さんも外壁に本物のレンガを積んでみては如何でしょうか。
こればかりは、本物でしか味わえない重厚感と美しさがありますよ。

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by mikami-homemade | 2018-02-21 09:15 | 外装工事
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マーヴィン(Marvin)社製輸入サッシ周りに施された大きめの
飾りモールディング。

こうしたモール材(ミルワーク)は、玄関ドアや窓の周囲を豪華に見せる
という目的で輸入住宅には多く使われます。

材質は硬質ウレタン。発泡プラスチックという軽い樹脂を成型して
作られていますから、然程構造的な負担にはなりません。

ただ、発泡スチロールと同じで、太陽光や風雨などによって経年劣化を
起し、材料が収縮してくるという性質を持ち合わせます。

それを抑制する為に、表面に耐紫外線の防水塗装を施すのですが、
それも徐々に劣化してきます。

そうなると、写真のようにモールディングのつなぎ目が開いてきて
更にそこから雨等が入り込むということになるのです。

つなぎ目の奥は塗装がなされていないことが多いですから、
これをそのままにしておくと、ウレタンがボソボソになってきたり、
モール材が反って変形したりするので大変です。

そうなる前につなぎ目を目地材や防水コーキングで補修して、
その上から適切な塗装をしてあげることが大切です。

モールディングは、家を豪華に美しくする素敵なアイテムですが、
悪くなってきた状態を放置すれば、反って家をみすぼらしく感じさせる
ものとなってしまいます。

新築ばかりに目を奪われないで、その後のメンテナンスやリフォーム
の重要性を認識することが、本当の家づくりだと思います。

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by mikami-homemade | 2018-02-18 11:07 | 外装工事

波打った外壁パネル

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これは、とある輸入住宅のお客様の家の外壁です。

普通は平らな面であるはずの外壁が、ウネウネ波打っているように
見えませんか?

そうなんです、コンクリート製のパネル・サイディングが
何故か押し合っているような状況なんです。

こうなってしまうと外壁のつなぎ目が割れてきたり、押された
パネルが逃げ場を失って外側に押し出されたり、欠けたりしてきます。

そうなれば、当然外壁の防水性や強度が失われてしまいますから、
外壁を修復する必要に迫られますが、単に表面的な補修をするだけでは
何ら問題解決にはなりません。

つまり、対処療法では、また同じことが将来起きてしまうのです。

何故こうなったかは、表からは見えません。お金や手間は掛かりますが、
一旦外壁材を外して中がどのように施工されているかをチェックする
必要があると思います。

はっきりした原因は中を開けるまで分かりませんが、外部通気層を
設ける為の胴縁材の留め方が悪かったり、その位置や数量、間隔が
少なかったりしている可能性も捨てきれません。

また、パネル・サイディングのつなぎ目に設ける遊びが少なくて
壁材が動いた際に逃げ場が全くなかったということも考えられます。

勿論、釘やビスの長さや強度、打ち込む位置や下地材の状態も
気になる処です。

こうした外壁のうねりは、通常は起こらないものですが、何らかの
問題が単独又は複合的に作用して、不具合を発生させているはずです。

多分こうだろうという予断を持たずに調査を行い、正しい復旧修理を
行わなければなりません。

こういう状況に目を瞑って、単純に外壁の塗り直しをするだけ
というのは、一番やってはいけないメンテナンス工事です。

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by mikami-homemade | 2017-12-04 17:27 | 外装工事

雨で劣化しない為に

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先日、岐阜県海津市で玄関ドアとドア飾りを取り付けたという記事を
書かせて頂きましたが、その飾り柱の足元(ベース)をご覧に入れ
ましょう。

白いのがファイポン(Fypon)社製のウレタン樹脂で出来た柱材ですが、
玄関ポーチの床タイルから少しだけ浮いているのが分かりますか?

普通は床面に柱が着いていないとリアリティがないなんて言われる
でしょうが、そうすることは実はあまりいいことではありません。

発泡材のウレタンというものは水を吸いやすく出来ていますから、
床と接するように施工すれば雨水がタイルと柱材との間に滞留して
しまいます。

そういう状態になると雨水はなかなか乾かない状況になりますから、
ウレタンが劣化してきたりカビが生えたりしてきます。

それだけでなく、水分を含んで柔らかくなったウレタンは、シロアリ
などの格好の餌食となるかも知れません。

だって、ウレタンの中に入ってしまえば、薄暗くて誰からも見られる
ことなく思う存分食べられますからね。

こうやって5mm~1cm程度隙間を空けておけば、床に落ちた雨水も
そのうち乾いてしまいますし、ウレタンの柱材にも影響はありません。

勿論、絶対劣化しないとか虫が入らないとかは言えませんが、その
リスクは減らせることが出来るはずです。

こういうところにも知識と経験、気遣いが大切だと思いませんか?

<関連記事>: 玄関ドア周囲の飾り材施工

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by mikami-homemade | 2017-11-26 10:37 | 外装工事
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玄関ドアは常に人が出入りする処ですし、すきま風が入りやすい点では
気密性を上げておきたい場所でもあります。

そういった観点から、輸入ドアのドア枠には四方にウェザーストリップ
と呼ばれる気密パッキンが装着されているのです。

そして、雨が吹き込みやすいドア下の隙間に対処する為に、輸入住宅
ブームの際に建てられたおうちにはボトム・ウェザーストリップと
呼ばれる雨返し材(防風材)が取り付けられるのが普通でした。

ただ、この材料には長めのフィンがいくつも付いていて、これが
ボトム・シル(敷居材)に当たってドアの開閉に支障をきたすという
問題がありました。

そうした状況から、今ではこのボトム・ウェザーストリップ自体を
ドアには取り付けしないで、ボトム・シルに付けられたウェザーストリップ
だけで防水・防風・気密の性能を確保しようという方向になっています。

ただ、ドアの建て付け施工が悪かったり、長い間の使用でドアの位置が
正常な状況でなくなったりしてしまうと、これらの性能が発揮されない
ことにもなってしまいます。

当然、ウェザーストリップは緩衝材の目的もあり、ウレタン樹脂が
採用されていますので、そのうち縮んだり小さくなったりしてきます。

ですから、10年程度で新しいものに交換する必要もありますよ。

今でもボトム・ウェザーストリップは供給可能ですが、そういった
状況ですから、メンテナンスの際にはこちらは交換しない方向で
いった方がいいかも知れません。

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by mikami-homemade | 2017-11-23 13:33 | 外装工事
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昨日、岐阜県海津市の輸入住宅で玄関ドアの交換工事を行ったとの
記事を書きましたが、今日はそれを更に美しく、そしてきれいに
納める仕事をしてきました。

それが、一昨日当社の倉庫で仕上げ塗装を行った輸入玄関ドア用の飾り材を
取り付けるという工事です。

ドアの開口部を広げた為、レンガ・タイルをカットした木口(こぐち)が
露出して納まりが悪かったので、それを上からカバーするのが目的ですが、
こうすることで外装の防水性を確保出来ますし、何と言っても豪華さが
違ってきます。

当然、その手間や材料も多く掛かってきますから面倒も多いのですが、
手間が掛かっていると感じてもらえる仕事こそ、誰からも素敵と感じて
頂けるものだと信じています。

ギリシャ・ローマ時代のデザイン装飾ですから、それを出来るだけ忠実に
再現してこそ様式美が感じられると思いますから、細かな点も注意しながら
施工しています。

大理石を模した柱材の下には、「礎石」となるベースがなければいけません。

そして、その柱材の上にもキャップ(プリンス・ブロック)と呼ばれる
「まぐさ受け」が載せられます。

その上にはクロスヘッドと呼ばれる装飾された「まぐさ」がドア上の
建物重量を支えるのですが、これも元々石で出来ていましたから、
ピラスターよりも少し幅を広げて神社の鳥居のような安定感を演出します。

ギリシャ・ローマ時代の建物は、クロスヘッドの中央に「くさび石」の
キーストーンを入れることで石やレンガで出来た建物が崩れない構造と
なりましたから、これも安定感を出すアイテムと言えるかも知れません。

勿論、こうした材料は、全てウレタン樹脂で出来た装飾材ですから、
古代の建物ような機能がある訳ではありませんが、代々人間の脳に
刻み込まれた美しさへの観念は自然とこれを意識させるのです。

日本人のあなたにも、実はそれが刷り込まれているはずですよ。

こうしたことを知っていて建築するのと知らずに建てるのでは、
その完成度は自ずと変わってくると思いませんか?

<関連記事>: 施工前に塗装しました

<関連記事>: まだ途中ですが、こんなに素敵になりました

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by mikami-homemade | 2017-11-22 11:48 | 外装工事