輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

カテゴリ:外装工事( 112 )

後付けだって、大丈夫

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先日、メンテナンスについて現地調査を行ってきた輸入住宅の玄関ドア。

ファイバーグラス製のダブルドアで、ステンドグラスも美しいですね。

築17年のおうちのドアですが、セキュリティという点では少々不安に
思っていらっしゃることがあるとのこと。

まず鍵が1つしかないということ。ロックのラッチバーが外から丸見え
ということ。鍵(シリンダー)自体も古くなってきているということ。

この3点に於いて改善をしたいというのが、今回の要望でした。

そこで、お客様と協議を行い、以下の対策を施すこととなりました。

まずは、ダブルロックとする為に、もう1つデッドボルトを追加します。

それも普通のデッドボルトではなく、最新のスマートロックKEVOを
取付けることとしました。

クイックセットのKEVOは、iPhoneなどのスマート・デバイスを
連携させると指のタッチ一つで鍵の解除やロックが可能となりますし、
キーを持ち歩くことも要らなくなります。

尚、携帯を持たない子供さんやお年寄りは、通常のキーの代わりとなる
FOBキーと呼ばれる小さなタグを持っていれば、同様に指で操作が可能
となります。

そして、デッドロックのラッチバーを見えなくする為に、2ヶ所に
ガードプレートを装着します。

このガードプレートは、厚さが3.4mmもあるステンレス製ですから、
バールでもそう簡単にはこじ開けることが難しいヘビー・デューティ
仕様です。

そして、古いデッドロックのシリンダーもスマート・キーという
新しいタイプのものに交換して、玄関ドアの2つの鍵と勝手口の
1つの鍵を全て同じキーで開けられるように変更します。

また、スマート・キーのシステムは、万一キーを紛失してしまった
時でもシリンダー内の設定を変更して、新しいキーが使えるように
することが可能です(その後、古いキーは使えなくなります)

あとは、ディンプルキーのタイプにすることも出来ますが、
今回は取り敢えずここまでの対策を実施する予定です。

<関連記事>: 鍵を差さないスマート・玄関ロック 「Kevo」

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全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

by mikami-homemade | 2019-02-17 15:56 | 外装工事
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昨年、家の妻壁の高い処に付けられている飾りの換気ガラリについて
記事を書かせて頂きましたが、その時は家の外から見た状況で雨漏れ
のリスクのお話をさせて頂きました。

その時は、もしかしたらという想像の域で書かせて頂いていたのですが、
その確信を得る為に先日外から写真を撮ったおうちの屋根裏に潜入して
きました。

狭くて入りづらい点検口からどうにか体を入れて、広い屋根裏空間に
入った瞬間、遠くから光が来るのが分かりました。

その方向を見ると、換気ガラリの大きさに合わせて、構造用合板が
丸くくり抜かれていました。

やはり、単なる飾りのガラリではなく、通気を目的にした換気ガラリ
であることがはっきりしました。

換気ガラリの裏には、虫除けの細かな金属メッシュが張ってありますが、
台風のような強い雨風が吹けば、必ずここから雨が入り込んでいた
はずです。

幸い構造材の木や敷き詰められたグラスウールの断熱材は、乾いている
状態でしたが、何ら雨仕舞がなされてはいませんから、たくさんの
雨水が下の階の天井や壁に落ちてくるのも無理はありません。

ここの建築会社で輸入住宅を建てたという皆さんは、強い風で雨漏れが
するということで困っていらっしゃるでしょうね。

また、こういうことに気付かずに、雨漏れは外壁のせいということで
塗り替えだけを念入りにしている場合もあるかも知れません。

勿論、そんなことでは雨漏れを解決出来るはずはありませんから、
何度も何度も高いお金を掛けて修理を繰り返すんでしょうね。
(但し、複合的に外壁にも不具合があるケースもあります)

原因とそれへの対応を誤れば、いつまでも悩まされるだけですから、
お金を掛けてでも輸入住宅を熟知した専門家を見つけることが
重要と思いますが、如何でしょうか。

<関連記事>: 換気ガラリは、飾りだけ? (2018年10月19日)

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by mikami-homemade | 2019-02-09 17:34 | 外装工事
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2階のバルコニー周辺から雨漏れして、下の階の部屋の天井や壁に
大量の雨水が落ちてきたという話は、珍しくありません。

それは、輸入住宅に限らず国産住宅でもよくある話です。

つまり、その原因は輸入の資材に拠るものではなく、雨仕舞といった
施工上の問題であることが多いからです。

そう、いくらいい素材のものを使っていても、それ自体やその周辺の
施工方法・手順に間違いがあると、家にトラブルが発生するのです。

ベランダは、その構造上雨が溜まりやすく、風のバルコニー内で巻き
上がるケースが多く見受けられる為、弱点になる場所を予め意識して
そういった場所の防水処理を行う必要があります。

また、新築時にそういった施工を行っていても、経年劣化で防水部分に
穴が明いたり、割れが生じたりすることもありますから、何年かに
一度点検補修・メンテナンスを行うことを怠ってはいけません。

写真のおうちの場合、バルコニーの床に施工されたFRP防水には
問題がなさそうですが、その立ち上がり箇所や外壁下端の水切り材の
施工、掃出しサッシの周囲の防水処理、バルコニーの手摺壁の雨仕舞や
バルコニーに接する屋根との取り合いなど、リスキーな納まりを
している場所が多数見受けられる状態でした。

この状態では、水をそれぞれの箇所に掛けるなどして、雨漏れ試験を
実施しない限り、雨漏れ箇所の特定は難しいかも知れません。

一箇所だけのことならいいのですが、複数の不具合が連動して起きている
ことも考えられますから、なかなか手間の掛かる仕事になりそうです。

雨漏れは構造を腐食させる恐れがありますから、出来るだけ早めに
対処するようにしたいものです。

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by mikami-homemade | 2019-02-05 16:08 | 外装工事
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昨日、クイックセット社製の古い玄関ドア用ハンドルセットの
防犯対策前の様子を記事に書かせて頂きました。

今日は、セキュリティ部材を装着して防犯対策をした後の様子を
ご覧に入れたいと思います。

一見あまり変化がないように見えますが、デッドロック・バー
(カンヌキ)がドアの隙間から見えないように黒いガードプレートが
装着されています。

ハンドルセットは本来金色のものであったと思いますが、経年変化で
茶色くなっていましたから、ガードプレートも敢えて金色ではなく
黒のものを選びました。

そうすることで、周囲との調和が取れて、新しいガードプレートでも
違和感が出ないようになっています。

このガードプレートは、ステンレス製で厚みが3.4mmもありますから、
空き巣でもガードプレートそのものを破壊して侵入することはまず
出来ないと思います。

つまりドア本体を壊すような大胆な犯行でない限り、ロックを解除
して室内には入ることが出来ないと思います。

そして、次に問題となるのが、鍵穴です。

今までのキーシリンダーも、国産のものに比べると防犯性は高かった
とは思いますが、安全性を更に高める為にディンプルキーのタイプに
交換しています。

これは、耐鍵穴壊し性能は5分未満、耐ピッキング性能は10分以上
といった高い防犯性能を誇ります。

また、シリンダーの色は、アンティークブラス(古金色)としました。

ただ、キーをなくしてしまったという場合は、どんな対策をして
いても防ぎようがありませんから、その点はご注意を!

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by mikami-homemade | 2019-02-03 11:54 | 外装工事
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去年の10月にやってきた大きな台風の時に吹き飛ばされたアスファルト
シングルの屋根。

なかなかお客様と職人との都合が合わず、延び延びになっていた補修が
12月にようやく施工出来ました。

屋根材の奥の半分は、上側の屋根材にカバーされて無事だったのですが、
下側の半分はカッターナイフで切ったように一直線に千切れてしまいました。

この屋根材は、カナダのメーカーから輸入したものだったのですが、
既にこの屋根材は生産されておらず、出来るだけ似た屋根材で部分補修を
するか、全面違う屋根材で施工し直すかしかありません。

全面施工となると費用も時間も掛かってしまう為、色やデザインが
似かよった屋根材を探して部分補修している様子です。

残っている奥側の屋根材はそのままにして、その下側に新しい屋根材を
差し込みました。

そうすることで、屋根材のデザインも近いものになりますし、余分に
剥がすことによって屋根材の接着強度が落ちるリスクも減らせます。

正攻法でいくのが一番だとは思いますが、現状がどうなっているかを
しっかりと把握し、それに沿った形で臨機応変に施工方法を考える
ことも大切です。

ただ、こうやって施工したからと言って、強い風が吹く台風に
耐えられるかどうかは別問題。

TVで屋根の構造ごと吹き飛ばされる映像を見た私たちにとって、
自然の威力に対抗出来る屋根材や施工方法がないというのは明らか
ですから、飛ばされてもすぐに復旧出来る態勢を構築することが
大切だと思います。

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by mikami-homemade | 2019-01-11 23:55 | 外装工事
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国産サッシで最もよく使われる窓と言えば、左右に窓を開け閉め
するタイプの引き違いサッシ。

輸入サッシでもスライダー(グライダー)という言い方で、
引き違い窓が存在しますが、片引きと言ってどちらか片方の窓
だけしか開け閉め出来ないというのが一般的。

これは、掃出しサッシと同じで、習慣上人はどちらか片側しか
サッシを開け閉めしないということを考えて、防犯性も高めよう
としたからなのです。

さて、そんな輸入の引き違いサッシですが、写真は可動側の建具
(障子)の下端をクローズアップしたところです。

白い下枠レールの上に、ガッチリ建具の溝がはまり込んでいる
のがよく分かります。

輸入の掃出しサッシの場合は、レールの上を走るローラー部品が
付いているのですが、アルミクラッドのスライダーには付いて
いないことが殆どです。

その為、滑りをよくする目的でレールの表面を樹脂のカバーで
覆って、摩擦抵抗を少なくするようにしています。

そうすることで、窓の気密性もよくしている訳ですが、開け閉め
しにくくなるスライダーは後を絶ちません。

その原因は、レール等の掃除を怠ってゴミや汚れが溝の部分に
付着してしまうということもあるのですが、サッシの取付け方法に
問題があって、建物の重量がサッシの上に圧し掛かってしまって
いるということもよくあります。

上からサッシに力が掛かれば、窓枠が押され建具も押されます。

そうなると、建具とレールとの間に遊びがなくなり、スライドする
ことが難しくなるのです。

そうなってしまうと、サッシの下地の状況まで改善しなければ
なりませんから、直すには相当の面倒が掛かります。

どんな施工をするかは、新築の見積書には書いてありません。

家づくりは価格で決めるのではなく、会社の家への取組み方や
やっていること、やってきたことをどれだけ細かく皆さんに
情報公開しているかで判断すべきではないでしょうか。

表面的にきれいに繕われたホームページやパンフレットは、
家づくりの本質的な部分を見えなくする道具かも知れません。

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by mikami-homemade | 2019-01-05 23:26 | 外装工事
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スチール製の勝手口ドアの塗装の相談を頂きました。

ピーチツリーなどのドアの場合、ドアの上端や下端から雨水や湿気が
ドアの内部に侵入してくることがよくあり、ドアの中から錆が浮いて
くるというトラブルが発生します。

これを防ぐ為にはドアの上端や下端を塗装したり、隙間を埋めると
いった防水処理をしてやる方法や、ドアを雨から守る庇(ひさし)を
付けてやることをしなければなりません。

ただ、ドア本体以外にも劣化してくる部分があります。
それは、屋外側のドア枠(ブリック・モールディング)。

古いドア枠は木製であることが多く、それにも拘わらず木部用の
防水塗料が使われていないケースが殆どです。

ですから、木が呼吸をしようとして塗装を剥がし、塗装に細かな
亀裂が出てきます。

そうした部分から雨水が木に浸透し、そのうち木を腐らせることと
なります。

次に問題なのは、木のドア枠が勝手口台のコンクリートの土間に
接していたり、ドア枠がコンクリートに埋め込まれて固められて
いることもあります。

コンクリートは水を通す性質がありますから、その水がドア枠を
徐々に襲ってきます。また、表面張力が働いてドア枠の下端に
水が溜まるなんてことにもなるのです

木製ドア枠は、床面から数センチでも上げて装着し、常に乾燥した
状態を作ることこそ長持ちの秘訣です。

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by mikami-homemade | 2018-11-17 21:47 | 外装工事

塗り壁の外壁クラック

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先日、現地調査を行ってきた輸入住宅の外壁です。

建物の東面に多く見受けられるのが、縦ラインで入った細長い割れ。

至る処に入っていましたから、お客様自身もコーキングなどを
使って補修したようですが、見えないような小さなクラックも
あるでしょうから、全て補修するのは無理だったと思います。

このおうちは、スペインの家を再現するというコンセプトだった
らしく、屋根の軒は殆ど出ていないばかりか、新築当初雨樋も
付けられていなかったということですから、外壁や窓は雨ざらし。
 
それはあまりに酷いということで、雨樋を付けて頂いたそうですが、
竣工前から施工業者とはうまくいかず、結局今までメンテナンス
らしいことはあまりやってこなかったとのことでした。

外壁の塗り壁材には、タナクリームという素材をモルタル下地の
上に塗っているようですが、恐らく外壁の通気層も全く取っていない
状態で、防水シートの上にラス網を無数のタッカーで留めてある
のだと思います。

そういう状況では、折角の防水紙が穴だらけですから、外壁の中に
雨水が入る状態では、構造部分にも雨漏れをしてしまっていると
思います。

ですから、サッシの周囲に回している飾り枠のケーシング部分から、
室内への雨漏れがダイニングやキッチンで発生しています。

実は、塗り壁材のタナクリームは、本来内装用として使うべき素材で
外装に使うにしても雨には当てないように指示があるものなんです。

それが、軒が殆どない家の外壁全体に塗ってある訳ですから、
不具合が起こるのは必然的かも知れません。

当然漆喰に近い素材で伸び縮みに追随出来ないという特徴から、
温度や湿度の変化や地震の揺れなどによってクラックが入りやすい
ものであることも施工業者は注意すべきでした。

既にその住宅会社はありませんから、今更文句を言うことも
出来ませんが、倒産すべくして倒産したのかも知れません。

何れにしても、下地が悪ければタナクリームでもスタッコフレックス
でも割れるのです。外壁は一旦剥がすなどして、下地からちゃんと
した施工をすることをお勧めしたいと思います。

それにはある程度の費用が掛かってしまうかも知れませんが、
長い目で見たら今費用を掛けたことが後々の維持につながっていく
はずだと思います。

拘りやお金を相当掛けて新築したおうちは多いですが、間違った
材料と間違った施工をしては、それを生かすことは出来ないのです。

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by mikami-homemade | 2018-10-24 18:25 | 外装工事
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家の妻壁にカマボコ型や丸型デザインで取り付けられている
換気ガラリ。英語で言えば、ゲーブル・ルーバー。

換気ガラリと言っても、私たち ホームメイドが使うのは換気機能が
ない単なる飾りのものを使います。

とんがった妻屋根の下にこうした飾りが付いていると、アメリカンな
感じがしますよね。

本来の目的は換気ですから、家の屋根裏空間に籠った熱や湿気を
逃がす役割があるのですが、鎧戸状になった形状では、強い雨風の
際には逆にそこから雨が入り込む恐れが生じます。
 
そういうことを知っていればいいのですが、とある輸入住宅ビルダー
の建築した建物では屋根裏の通気が出来るように、実際に換気が
可能なガラリが付けられているのです。

多分、その建築屋さんの家の全てで、換気機能付きのものが
付いているでしょうから、屋根裏からの雨漏れが発生している
ように思います。

実際に私もう屋根裏に上がって状況を見ましたが、壁の内側を
濡らす程の量が入り込んでいたのです。

屋根裏は、通常では部屋として利用しないでしょうから、雨漏れに
気付くことはすぐにはありません。

相当雨が入り込んで、2階の壁や天井に雨染みが付くか、カビが
出てくるかして、初めて雨漏れに気付くのです。

最初は屋根からの雨漏れを疑うのでしょうが、そうではない場合は
妻飾りや屋根の軒裏からの漏水もチェックして下さい。

ただ、屋根裏空間の換気を取らないで、ガラリだけを塞いでは
別のトラブルが起こりますから、注意が必要です。

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by mikami-homemade | 2018-10-19 20:53 | 外装工事
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こちらは、アンダーセン(Andersen)社製のスライディング・
パティオドア(掃出しサッシ)の室内側の写真です。

今回、お客様から雨漏れの相談を頂きました。

先日の台風の強い雨風で、サッシの上端から雨が室内に侵入してきた
というものでした。

写真を頂いただけなので、はっきりと侵入箇所が確定した状況では
ありませんが、木製ケーシング(飾り枠)とサッシ本体との隙間から
雨が入っているのかも知れません。

もしそうだとすると、サッシそのものが雨漏りしているというより、
構造体とサッシとの間に明けられた遊びスペースから雨が入ったと
いうのが、論理的でしょう。

ただ、そういったスペースから雨が侵入することを防ぐ為に、
ネイルフィンの上から防水用のブチルテープを張ったり、そのテープ
の上から透湿性防水シートで覆ったりして、雨が入らないような
ハードルをいくつも設けるのが普通です。
(防水シートは、ネイルフィンでサッシを取り付ける前にも構造体を
覆っています)

こうしたことは、私たち ホームメイドが施工する時のやり方ですから、
全ての住宅メーカーや工務店が同じように行っているとは限りません。

ですから、施工手順に間違いがあったり、手順の一部を省略したり
していれば、雨漏れのリスクが発生します。

また、サッシ周りの防水処理は、雨の侵入を防ぐ最後の砦ですので、
窓上の外壁材の割れや屋根や小屋裏から水が下に伝ってくるなどの
構造的な問題がある可能性も大きいと言えます。

あと、特殊なケースですが、サッシの周囲に取り付けられている
ネイルフィンが何らかの原因で外れてしまい、そこから水が
入ってきたという不具合も見てきました。

(ですから、ネイルフィンとサッシ本体とのつなぎ目まで
ブチルテープ等で覆ってやることが必要ですが、ネイルフィンを
本体の一部と思っている施工業者だとネイルフィンの上だけしか
テーピングしていないように思います)

こうした雨漏れは、サッシそのものが雨漏れしたというよりは、
その周囲の問題によって引き起こされたと考えるべきです。

つまり、輸入サッシだから雨漏れしたというのではなく、国産
を含めたどんなサッシでも、施工の不具合によって雨漏れは
発生するのだということを心しておかなければなりません。

もしサッシの周囲から雨漏れしたというトラブルが起きたら、
どこから水が侵入したのか、外壁を含めて周囲の状況はどうか、
上の階の部屋に雨漏れはないか、などをチェックした上で、
サッシや外壁を非破壊検査することをして下さい。

調査の為に拙速に外壁やサッシを壊してしまうと、必要のない
復旧工事までやらなければならなくなりますから・・・。

そういった意味では、専門知識のあるプロのビルダーに相談
すべきかも知れませんよ。

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by mikami-homemade | 2018-10-10 17:03 | 外装工事