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輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

<   2019年 02月 ( 28 )   > この月の画像一覧

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こちらは、高級輸入サッシ コルビー アンド コルビー(Kolbe & Kolbe)
のステンドグラス入りケースメント(縦辷り窓)です。

ペアガラスの中に金モールのステンドグラスが入れられていますから、
20年前の当時は相当凝った造りの輸入住宅だったろうと思います。

ただ、当時新築したビルダーは既になく、窓もずっと閉めっ放しという
状態だったのか、メンテナンスらしいメンテナンスは全くされていない
感じがします。

そういう状況ですから、屋外側のアルミ枠とペアガラスとの間から
雨水が入り込んで、室内側の建具木枠を腐らせてしまいました。

また、木枠を伝ってペアガラスの内部にも水や湿気が入ってしまい、
ステンドグラスを曇らせてしまっています。

コルビー アンド コルビーというサッシ・メーカーは、名前を変えて
今でもサッシを作っているようですが、古いサッシの交換建具を製作して
くれるかどうかは直接聞いてみないと分かりません。

また、お願い出来るにしても、納期や金額はそれなりになってしまいます。

ですから、今回私たちは、ガラスはそのまま使わせて頂いて、木枠の
一部のみを加工・製作して元の姿に戻す形を取るようにします。

当然、木部の防水塗装やガラスの周囲などの防水処理も取り換える前に
作業を実施するつもりです。(既存の塗料は、内装用のニスで全く防水
効果はありませんし、外回りも新築以来そのままの状態でした)

ただ、ペアガラスについては、そのうち交換するタイミングが来る
でしょうから、その時は改めて建具をメーカーに再製作してもらうか、
全く新しいアルミクラッド・サッシを窓枠ごと施工するか、どちらか
やらざるを得ません。

その時期を少しでも遅らせる為に、不具合のない他のサッシについても
防水塗装や防水処理をすべきだと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

by mikami-homemade | 2019-02-28 16:30 | メンテナンス
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こちらは、輸入の洗面水栓金具に使う排水ドレインのセットです。

排水のポップアップ用のフタや棒、それを作動させる為の部品など
いろいろ組み合わさって出来ています。

こうした部品は、銅や真鍮といった素材が使われていますから、
金色にピカピカしていて美しいですよね。

洗面ボウルの下に隠してしまうのが、惜しくなるくらいです。

ただ、こうした美しい部材には、弱点があります。それは、強い洗剤
に対しては金属が溶けてしまう恐れがあるということです。

ですから、そういうことを知らずにお使い頂いていると、管に穴が
開いたり断裂したりすることがありますし、ポップアップの棒が
欠損して排水のフタが動かなくなったりします。

そういう場合には、こうした排水ドレインのセットを調達して
交換することとなりますが、なかなか国内では売られていないのが
実情です。

北米からの調達には少々時間とお金が掛かりますから、使う洗剤に
気を付けて、万一水漏れの兆候があった時には早めに専門家に
相談するようにしたいものです。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
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by mikami-homemade | 2019-02-27 15:48 | メンテナンス
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最近、ヴァイスロイ(Viceroy)社の掃出しサッシのロックについて
記事を書かせて頂きました。

会社がなくなり、ロックの金物部品も彼らから直接手に入れる方法が
なくなってしまった昨今、部品を供給してくれる部品メーカーを
探すのが生命線となりました。

今回、このヴァイスロイの掃出しサッシに使われるロックレバーを
見付けることが出来ました。

このロックレバーやハンドルセットも、あまり他の窓メーカーでは
採用しておらず、なかなか調達するのが困難でした。

形は、丁度クリオネのようにヒラヒラが付いたような可愛らしい
デザインになっています。

ヴァイスロイのサッシは、大手輸入住宅メーカーのセルコさんだけ
でなく、いろいろな工務店さんでも施工されていただけに、今後の
メンテナンスが大きな問題になるかも知れません。

そういう将来の修理・補修の為にも、何とか入手ルートを確保
しなければなりませんね。

私たちは、ロックレバーだけでなくでなく、ハンドルセットといった
部材も北米から調達可能ですが、部品メーカーからの供給がなくなる
前に、必要な方は予備の購入をして下さい。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
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by mikami-homemade | 2019-02-26 16:33 | メンテナンス
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こちらは、輸入住宅のクローゼット・ドアとして使われる
バイフォールドドア(折れ戸)のパーツです。

折れ戸の上部に取り付けられていて、上枠レールの中をこのローラー
部分が左右に走って、ドアを開け閉めするという仕組みです。

20年以上前の輸入住宅には、このローラー・ピボットが付いた
バイフォールドドアが多く見受けられましたが、現在はあまりこの
タイプの部品を見掛けなくなりました。

それが何故かはわかりませんが、このローラー部分が経年劣化で
外れてなくなってしまう不具合が最近多く発生しているようです。

20年以上前に施工されたものですから、樹脂のローラーが劣化して
破損するのは、当たり前と言えば当たり前です。
(今は、ローラーがないピボットしか国内で施工されていません)

ただ、この部品は国内では手に入らない部品になっていますし、
サイズや形状もいろいろあるので、それを見極めて海外で探すのは
結構面倒な作業でもあります。

今日も1件電話があって、1個欲しいのだがいくらになるかという
問い合わせでした。

こんな小さな部品でも海外から取り寄せるとなると、調達には人手も
掛かりますし、送料などの経費もバカになりません。

細かなパーツ類が欲しいという場合は、出来れば少し予備を一緒に
購入頂いて、その分輸入経費を分散させる工夫をしないと、
部品代より多額の経費を負担しなければなりません。

輸入住宅に使われている膨大な輸入部品を、私たちが全て在庫することは
現実的に不可能ですから、その点を考慮して修理計画を立てて下さい。

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by mikami-homemade | 2019-02-25 15:30 | メンテナンス
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カナダ キャラドン(Caradon、CWD)社の引き違いサッシ
(スライダー)に取付けられているチルトラッチが破損しています。

長年太陽の紫外線に曝されて、樹脂が劣化を起こした為に割れが
発生したものと思われます。

取り敢えず、ラッチの爪はレールの溝に掛かった状態ですから、
建具が外れることはなさそうですが、これ以上割れがひどくなると
窓が外れてしまうかも知れません。

ここで使われているチルトラッチは、通常シングルハングと呼ばれる
下窓だけが可動する上げ下げ窓に取り付けられているのですが、
このメーカーでは上げ下げ窓を横倒しにして、そのままスライダー
として利用している感じです。

こういうことは、結構北米のサッシではよくあることのようで、
ケースメント・サッシを横にしてオーニングに使ったりもします。

ただ、雨仕舞等を考えると、やはりそれぞれの用途に合わせて
窓を専用設計した方がいいようにも思います。

さて、キャラドンのサッシについてですが、既に何度か記事に書いた
通り、会社自体は別のメーカーに吸収合併されてなくなっています。

メーカーによっては、吸収合併したメーカーのサッシのアフター
メンテナンスをきっちりやってくれる会社もあるのですが、この
キャラドンについては何らサポートがありません。

ですから、私たちのような専門ビルダーが、部品メーカーを当たって
適合するパーツを見付けるか、なければサッシごと交換するかを
見極める必要があります。

ただ、そういう調査が出来ない普通のサッシ屋さんや工務店となると
無碍に国産サッシへの変更を勧められるでしょうから、注意を
しなければなりません。

せっかくの輸入住宅ですから、部品交換等で出来るだけ補修を
行って、長く維持をしていって欲しいものですね。

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by mikami-homemade | 2019-02-24 14:48 | メンテナンス
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お客様から輸入住宅の室内ドアに取り付けられているドアレバーの
ラッチが欲しいという相談を頂きました。

20年近く前に建てられた輸入住宅のようですが、ドアレバーは
クイックセット(Kwikset)のものが使われています。

クイックセットのものであれば、私共でもすぐに手に入るのですが、
今のラッチはフェースプレートと呼ばれる金属の四角いプレートが、
爪の頭に取り付けられています。

フェースプレートは、ラッチをドアに固定する為にあるものですが、
古いドア・ラッチには丸いドライブイン・キャップというものが
付いていて、これでラッチをドアに固定します。

そういうラッチをドライブイン・ラッチと呼ぶのですが、この手軽な
仕組みのラッチは現在国内では姿を消しているのが現状です。

今は、フェースプレート付きのラッチがどのメーカーでも一般的に
なっているのです。

その理由は分かりませんが、これを今国内で販売しているのは私共
くらいで、殆どないような気がします。

ラッチはドアの開け閉めには欠かせないものですし、頻繁に
使いますから、消耗も激しい部品だと思います。

ですから、万一に備えて、出来れば1~2本くらいは家に在庫として
予備を調達しておくことが望まれます。

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by mikami-homemade | 2019-02-23 18:59 | メンテナンス
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先日、お客様からヴァイスロイ(Viceroy)社の掃出しサッシの
ロックが破損したので、新しいものを手に入れたいと相談を頂きました。

ヴァイスロイの担当者とは、昔コイル・バランサーの調達で何度か
やりとりをしたことがあります。

そこで、この件でもメールで部品が手に入るかどうかを問合せした
のですが、うんともすんとも返事がありません。

ちょっとおかしいと感じて、ヴァイスロイのサイトを検索した処、
サイト自体が見当たりません。

どういう状況なのか、他のサイト記事も検索してみたのですが、
どうやら倒産してしまったらしいのです。

ヴァイスロイは、サッシだけでなく輸入住宅全体をキットとして
カナダや日本に販売していたのですが、彼ら独自のパーツを使った
資材も多く、部品メーカーから直接購入するのが難しいこともあります。

そういう状況の中、この掃出しサッシのロックは、似たものこそあれ
全く同じ形状の部品は見つかりません。

お客様に詳細を教えて頂き、ロックに於いて肝心な部位だけを
調達して、そこに既存の付属パーツを組み付けて取り付けるという
離れ業を提案することとしました。

勿論、それが出来るかどうかは、やってみないと分かりませんから、
それを承知で挑戦してみるかどうかをお客様にお聞きしました。

ダメ元でもいいからトライしたいという話になって、後日部品メーカー
から取り寄せてみました。

それをお客様にお送りした処、見事部品を組み合わせて無事取り付ける
ことが出来ました。

やってみるものですねぇ~。全てがこんなにうまくいくとは
限りませんが、諦めない気持ちが成功を導くのかも知れません。

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by mikami-homemade | 2019-02-23 00:03 | メンテナンス
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お客様からマーヴィン(Marvin)社製掃出しサッシ(スライディング
・パティオドア)と思われるドアの下に取り付けられた戸車の交換を
相談頂きました。

早速、マーヴィンに問い合わせをした処、この戸車はマーヴィンのもの
ではないという返事がありました。

つまりどこの輸入サッシのものか分からないという状態です。

ただ、今回もいつもと同様窓部品のメーカーに直接確認をしてみたら、
同じ形状・同じサイズのものが見付かりました。

それにしても、ここまで錆び付いてしまうと、いくら樹脂製の滑車でも
動かなくなってしまうでしょうね。

輸入の掃出しサッシには重い強化ガラスがペアで取り付けられています
から、その重量も50kg以上はあると思います。

それを支えるだけの強度が、この戸車には備わっているのですから、
それは大したものだと思いますが、ドアを外してこの戸車を確認した
お客様も大したものです。

屋外からの雨や風を受ける掃出しサッシ。動きが悪くなってきたと
感じたら、15年程度で戸車のチェックをするといいかも知れませんね。

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by mikami-homemade | 2019-02-21 14:48 | メンテナンス
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親族の不幸で昨日・一昨日は、通夜・告別式があり、記事を書くのも
滞っておりました。

その間でも、いろいろなお客様から輸入住宅の修理・メンテナンスについて
お問い合わせを頂きました。

その中で千葉県勝浦市からご相談頂いたのが、ミルガード(Milgard)製
ケースメント(辷り出し窓)のオペレーター。

詳しい不具合についてはお知らせ頂いておりませんが、写真を見る限り
クランクハンドルで動かすオペレーターの回転軸が折れてしまって
いるような感じです。

また、オペレーター以外にも開閉を行う為の金物類が、至る処錆び付いて
いるようにも思います。

お客様には推測出来るオペレーターの種類(サイズや開き勝手など)を
ご案内した上で、該当するであろうパーツの詳細をお知らせしました。

ただ、頂いた写真だけではちゃんと分からない細かな部分もありますから、
今後もう少し詰めた上で見積や商品の手配を進めるつもりです。

こうした部品の交換は、然程難しいものではありませんが、ペアガラスの
入った建具(障子)はそこそこ重いですから、いい加減な手順で分解して
いって、いきなり建具を地面に落とすなんてこともしばしばあります。

そういう点では、ビスを外していく順番を予め決めて、誰かのサポートを
受けながら慎重に取外し・取付けをしていくことをお勧めします。

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by mikami-homemade | 2019-02-20 16:58 | メンテナンス

たまには点検しましょう

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キッチンや洗面の輸入水栓には、吐水口にエアレーターと呼ばれる
網ブタが取り付けられているのを知っていますか。

非常に細かなメッシュのステンレス網が付いていて、上水道に紛れ
込んだ砂粒や小さなゴミをストップしてくれます。

水道水はきれいなものと一般的には考えられていますが、道路に
埋められた土管が割れていたり、交換工事で土管を外したりすると
土や異物が水道の中に入り込むことがあるのです。

それが飲み物や料理に入ってしまうと大変ですから、輸入水栓には
こうした網ブタが蛇口の先に付けられているのです。

ただ、ご覧のように長年の使用で異物が溜まってくることが
ありますから、時々これを外して掃除をしてやることが必要です。

こういうことをあまり気にしていない日本人も多いと思いますが、
一度チェックしてみては如何でしょうか。

都会では、戦後に埋設された土管の劣化が問題となっていますから、
きっと水道水の異物はこれから増えてくると思います。ですから、
こうした網ブタがある水栓金具を使いたいものですね。

あと、網ブタの網が劣化して破れた時は、新しいものに交換する
ようにして下さいね。これも消耗品ですから・・・。

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by mikami-homemade | 2019-02-19 20:35 | メンテナンス