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輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

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交換が必要な羽根付きチャネルバランサー_c0108065_12053796.jpg


愛知県大府市のお客様から樹脂製シングルハングサッシのバランサーの調達
についてご相談を頂きました。

写真は、その不具合のあるバランサーです。

長い金属の棒のような形をしているチャネルバランサーですが、その両端には
羽根のような形状のものが付いた樹脂パーツが付いています。

羽根が付いたものと付いていないものが存在しますが、羽根がある方が
バランサーが窓枠の表面を上下する際に安定するものと思います。

ただ、羽根自体が窓枠に付いた汚れや突起物に引っ掛かって、うまく作動
しなくなるということもあるでしょうから、羽根なしのバランサーを
使う窓メーカーも少なからず存在します。

今回のものは、バランサーの左右に付いた羽根の片方が折れてなくなっています。

また、建具を吊るヒモが伸びて、建具を吊り上げることが出来ません。

これは、ヒモを巻き取る為の樹脂製の滑車が摩耗して回らなくなったり、ヒモが
つながっているバネが錆びて伸縮する機能が失われてしまったりした為に
起こるトラブルです。

これ以外に、ヒモ自体が劣化して切れてしまうと、バランサーとしてうまく
建具を吊り上げることが出来なくなります。

よく自分でヒモを新しいものに交換する人もいるようですが、ヒモを交換
しても他の部品も同様に劣化している為、それ程寿命を延ばすことは出来ません。

こうなってしまったら、バランサー自体は交換時期に来ていると判断して、
新しいものに交換することがお勧めです。

また、建具側に付いている樹脂製のトップガイドの破損もシングルハング窓の
開閉不良の原因となりますので、悪くなっていたら同時に交換するように
したいものです。

これらの部材の寿命は、10~15年となりますから、定期的に交換修理・
メンテナンスをお願いします。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

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by mikami-homemade | 2020-05-31 12:37 | メンテナンス
スクリーン以外もメンテナンスしましょう_c0108065_18155955.jpg


先日、知立市のお客様からお預かりした網戸の固定ピンが固着している
という記事を書きましたが、網戸ピンを含めて交換・修理が完了しました。

写真は、どちらもウェンコ(Wenco)社製のサッシ用網戸ですが、
アルミクラッドサッシ用(左)と樹脂サッシ用(右)とでは形状が
異なるようです。

(もしかしたら、ダブルハング用とオーニング用とで違いがあるのかも
知れませんが・・・)

雨に曝されてグレーっぽい色のフレームになった左の網戸は、フレームの
1本が曲がってしまっていたので、そこだけ交換しました。

ですから、その1本だけは真っ白い色をしています。

右の網戸は、雨の当たらない室内側に取り付けられていたのですが、
浴室であった為にアルミが錆びたり塗装が変色したりして、随分汚れた
感じになっています。

でも、フレームや樹脂製のコーナー部品は、まだ使えそうな状況ですから、
そのまま利用することにしました。

ただ、両方の網戸共、網戸固定用のピンは劣化がひどかったですから、
全部新しいものに交換しています。

ピンの色の違いは、フレームに明いていた穴の大きさや納まり具合を
チェックした結果、違うタイプのものにした方がスムースに動くと思い、
違うメーカーのものを使用しました。

ただ、どちらも従来使用していた金属シャフトのものではなく、
樹脂製のシャフトにしましたから、錆び付いて動かなくなる心配は
ありません。(亜鉛メッキのシャフトもアルミのものも10年以上経つと
錆が出てくる恐れがあります)

そして、最後にグラスファイバー製のスクリーンと輸入品の網押さえの
ゴムを取り付けて、完成となりました。

これでまた10年以上は網戸をお使い頂けるはずですが、次回の張替え時は
コーナー材の交換をやりましょうね。

網戸は、網だけ交換すれば張替えが終わるというものではありません。

それ以外の部材にも気を配りながら、必要あれば順次交換していってこそ
長く使える網戸となるのです。

梅雨を前にして、輸入住宅にお住まいの皆さんも網戸の張替えをして
みては如何でしょうか?。

私たち ホームメイドなら、スクリーンだけでなく、フレームやコーナー材も
最適なものを調達しますから、元の素敵な網戸に蘇りますよ。

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して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
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by mikami-homemade | 2020-05-30 18:25 | メンテナンス
ドーマー周辺の雨漏れリスク_c0108065_16010485.jpg


ハード(Hurd)のサッシをお使いのお客様からサッシのトラブルについて
いくつかご相談を頂きました。

その一つに、外から見ると屋根の上に設置されたドーマー(鳩小屋)で、
室内側から見ると玄関上の吹き抜けの明り取りとして機能するサッシ周辺
から雨漏れしているとの案内を頂いたものがあります。

室内側から撮って頂いた写真を見ると、建具の木部が黒くなっている
のが見えましたから、建具のペアガラス周辺からの雨漏れが発生している
という感じに見えますが、それ以外にも吹き抜けの壁(室内)のクロスや
窓周りの飾り枠(ケーシング)にも損傷が見受けられました。

この場合、建具の雨漏れが吹き抜けの壁にも及んだのではないかと考える
人もいると思いますが、私の見立ては違います。

写真を見ると分かりますが、サッシの下端が屋根に接していて、そこに
立ち上がりの外壁のような部分が何らありません。

これだと台風のような強い雨風の際に、雨が屋根を吹き上がってきてしまい、
窓下の部分から中に吹き込んでしまいます。

通常の窓でしたら、サッシの下端にもネイルフィンが付いていて、それを
構造体(外壁)にビス等で固定し、その上からブチルテープで防水処理します。

でも、この状態ではそういった処理が屋根の下地材(野地板)に行われている
と考えますから、防水処理が正しく行われなかった可能性が大きいと思います。

勿論、ドーマー周辺と屋根材とのつなぎ目には、防水の為の鈑金が施工されて
いるのですが、これもサッシ下では十分立ち上がっていない状況ですから、
殆ど意味をなしていないと考えるのが普通です。(ドーマーの両サイドは、
鈑金の立ち上がりを作っているとは思いますが、写真だけでは不明です)

次に気になったのは、ドーマーの屋根の鼻隠し材です。鼻隠しとは屋根の軒材
のことを言うのですが、ここにも外壁との間に隙間が生じているようです。

通常の上からの雨であれば、この隙間から雨が入ることはないのでしょうが、
吹き上げるような雨の場合は、ここからも雨の侵入がある可能性があります。

軒がもっと深ければ、この隙間から雨が入ることはないかも知れませんが、
外壁面と軒先面がほぼ同じくらいの面に来ていますから、この納まりは
防水を十分意識したものとは言い難いです。

最後は、ドーマーとは関係がない部分ですが、屋根の一番高い棟の処に
棟換気が取り付けてあるかも気になる処です。

換気棟の施工がされていない屋根裏遣いの部屋では、往々にして小屋裏結露
の問題が発生します。

構造に係る部分では、費用的にも時間的にも完璧に直すということは
難しいかも知れませんが、将来も長く暮らしたいと考えるのであれば、
ここである程度の費用を掛けてでもベターな状態に戻すことを考え
なければいけないように思います。

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by mikami-homemade | 2020-05-29 16:12 | 外装工事
こんなことは、よくあることです_c0108065_19484390.jpg


古いハード(Hurd)のダブルハングサッシですが、木製の建具枠に
雨漏れによる腐りが発生した為、今回新しい建具をシエラ・パシフィック
(Sierra Pacific)社から調達しました。

シエラ・パシフィックは、ハードを吸収合併したサッシ・メーカーですが、
今でもハードのメンテナンスサービスを続けてくれています。

新しく調達した建具は、木部が無塗装で来ますから、取付け前に
会社で着色や防水塗装等を行うのですが、金物類やウェザーストリップが
付いたままだと塗料がそれらに付く恐れがあります。

そこで、一旦付属品をいちいち外してから塗装を始めるのですが、
ロックの受け金物(ストライク)を取り付けていたビスが途中で折れて
いるではないですか。

ビスを取り付けた際に回し過ぎて折れたのかと思い、ビス穴の中を
覗いてみたのですが、折れた先は穴の中に残っていません。

また、ビスを打ち込んだ穴が、4つも明いています。通常2つですから、
金物を上下逆さまに取り付けて、その後間違いに気付いて取付けし直した
という感じがします。

恐らく、作っている工場の従業員が、アルバイトみたいな人間で、
ビス留めを含めて慌てて取付け作業を行ったというのが正解でしょう。

幸い私共の方には代替出来るビスが手持ちにありましたから、事なきを
得ましたが、金物を外さずそのまま窓に建具を取付けしていたら、
気付かずに作業をしていたかも知れません。

こうした施工上のミスや誤魔化しは、アメリカを含めて世界ではよくある
ことです。

勿論、改善の為にメーカーには一言言っておかなければいけませんが、
これをいちいち問題にしていたら、資材を輸入するなんてことは
出来なくなります。

製品を考え製造工程を構築した人間は頭のいい人だとは思いますが、
製造に関わる全ての人が優秀とは限りません。

間違いがないか、私たちが事前にチェックして、もし問題があれば
こちらサイドで是正するということが大切です。

ただ、代替のパーツがないとか、こちらで加工の仕様がないとか、破損
しているというケースもありますから、その時はお客様に施工をお待ち
頂いて、部品が入手出来た段階で改めて取付けに伺うということを
お願いしなければいけません。

私たちのような中間にいる存在が、メーカーやお客様の間に入って
うまく調整してやることが、輸入資材の調達では求められているのです。

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by mikami-homemade | 2020-05-28 20:05 | メンテナンス

左右で違うドアヒンジ

左右で違うドアヒンジ_c0108065_14365599.jpg


北米から資材を輸入した輸入住宅の玄関ドアでたまに見掛けるのが、
蝶番の形状が左右で違うドアヒンジです。

その例でよく出てくるのが、ピーチツリー(PeachTree)社製のドアに
取り付けられているドアヒンジですが、今回の写真のものはそうでは
ありません。

アメリカやカナダのドアでも、左右対称というヒンジが一般的なんですが、
どうしてか分かりませんが、こうした左右非対称な蝶番が取り付けられている
ことがあるのです。

角が丸くても四角でも左右を同じにした方がデザイン的に安定している
ようにも思いますし、取付けも面倒くさくないんですけどね。

今回、お客様のおうちの玄関ドアにこうしたヒンジが取り付けられて
いましたので、アメリカから取り寄せをしてみたのですが、どうしても
デザインを変える理由が不可解です。

まあ、そうは言ってもこうしたヒンジが取り付けられた古いドアがある
訳ですから、それに合ったヒンジを調達してあげることも必要です。

皆さんのおうちのヒンジがどういうデザインなのか、機会があれば
一度見てみるといいかも知れませんよ。

因みに、ドアヒンジの交換は、10~15年程度で行って欲しいと思います。
その際、ドアの下がりや傾きの調整をすると、開け閉めが全然しやすく
なると思います。

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by mikami-homemade | 2020-05-27 14:51 | 輸入設備
ミルガード製のケースメントサッシ修理_c0108065_16094381.jpg


愛知県岡崎市で中古の輸入住宅のサッシ・メンテナンスをやってきました。

こちらは、近々分譲販売されるとのことですが、その前に大きな不具合を
直しておきたいということで、私たちが呼ばれました。

数ヶ月前に状況調査に伺った際は、今回修理した処以外にもいろいろ
直すべき箇所がありましたが、予算や費用対効果の関係からか、修理するのは
ケースメントサッシ2ヶ所だけということになりました。

窓メーカーは不明とのことでしたが、いろいろな窓のデザインを見ていくと
恐らくサッシはミルガード(Milgard)製であろうということが分かりました。

今回の不具合は、2ヶ所共オペレーターと呼ばれる開閉金物のギアが空回り
して、開けることは出来ても閉めることが出来ないというものでした。

金物に砂やゴミが付着していると、ウィンドウヒンジがレールの上を
スムースに走らなくなります。特に建具の下側がそうなります。

そういう状況のまま、何とか窓を閉めようと無理にハンドルを回していると、
ギアに無理な力が掛かって、ギアが摩耗してしまったり、ギアの噛み合わせが
外れてきてしまったりします。

そうなると、オペレーターが空回りを始めてしまうという訳です。

こういう場合、修理・調整作業をする為には、オペレーター自体を新しいものに
交換するのは当たり前ですが、ウィンドウヒンジやサッシの周囲をきれいに
掃除してやる必要があります。

また、無理に操作した影響で、ビス留め自体も緩んできているでしょうから、
ハンドドライバーを使って丁寧に締め付けていきます。

よく大工さんなんかは電動のインパクトドライバーを使うのですが、柔らかい
樹脂製のサッシに使うのは厳禁です。それは、あまりに力が強すぎてビス穴を
舐めてしまう恐れがあるからです。

勿論、せっかくですから、それ以外の窓の周囲もメンテナンスをしてやって
写真のように気持ちよく窓が開閉・ロックするようになりました。

不具合の主なものはオペレーターなんですが、単純にそれだけ交換しても
また同じような不具合が発生しますから、ちゃんとサッシ全体を調整して
やることを忘れずに・・・。

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by mikami-homemade | 2020-05-26 16:19 | メンテナンス
新型コロナが家づくりを変える_c0108065_15333118.jpg


ようやく全国で緊急事態宣言が解除される状況になりました。

昨日の日曜日には、近所の道路でも車で渋滞が起きる程、外にたくさんの
人が出るという状況になっていました。

ただ、今回の状況は感染が沈静化しただけで、ウィルス自体が撲滅された
訳ではありません。

予防ワクチンがあるインフルエンザでさえ、毎年流行が繰り返され、
病気がなくなることはないのですから、治療薬のない新型肺炎で
今後感染が起らないというのは、ただの妄想と考えるべきです。

これを受けて、政府も医療機関も「with コロナ」を提唱していて、私たちにも
新しい生活様式を身に付けるよう要請しています。

私は、このコロナも数年のうちに普通の病気となると思っています。

スペイン風邪と称されて、何千万人が感染したインフルエンザと同じです。

ただ、私たちは今後も新しい病の発生に備える必要があります。それは、
地球温暖化のよる生態系の変化や新たな化学物質の登場、社会のグローバル化
などで新しい病気が急激に世界中に広まる状況が生じているからです。

これからは、家というものについても概念が変わるかも知れないと思っています。

それは、外の社会とのつながりを接触という状況でなく、NETやバーチャルな
環境の中で維持していくということと、安全が確保された住まいを自分たちが
自分の手でメンテナンスすることで、如何に低コストで長く維持していくか
といったサスティナブルな家づくりが求められてくるように思います。

30年も経たないうちにデザインが時代遅れになって解体されるような日本の
住宅は、サスティナブルとは言えません。

手入れをすることでその価値が周囲の社会からも認められるような家は、
世代をまたいで住み続けてもらえるという点でサスティナブルです。

何十年に亘って住み続けられた家には、その家族や地域が長年培ってきた
有用菌や常在菌が一緒に居続けているとも思います。

スクラップ&ビルドでどんどん家を新しくしてきた社会では、そういう
ものは失われてしまうかも知れません。

勿論、スクラップにして建て直すなどの収入がある人は、今後限られてくる
でしょうし、今回のように大規模な予算で感染症を抑え込むようなことも
出来なくなるでしょうから、そうしたものに耐えられるだけの蓄えや
自己防衛が必要という点でも消費社会は変化しなくてはなりません。

また、自然災害に対する備えでもサスティナブルが要求されます。

単に壊れないような丈夫な建物を造るという概念から、ある程度壊れても
そうすることで人間の命を守るという建物を造るということや、壊れた
場合でも元の形に復旧出来るという状況を作ることです。

その為には、材料の仕様を変えずに長く作り続ける製造計画が必要ですし、
それを施工出来る職人や技術者を絶やさないということも大切です。

安くて早いことがいいという時代ではなく、自分たちで長く維持管理出来る
ことがいいという時代にならなくてはいけませんね。

今後の間取りの変化として、家庭で夫婦共々仕事が出来たり、子供が家で
授業を受けられる環境を作ることもきっとトレンドになるでしょう。

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by mikami-homemade | 2020-05-25 15:50 | 輸入住宅
ビス穴やつなぎ目から腐ります_c0108065_15561734.jpg


こちらは、先日四日市市の輸入住宅で、サッシの建具(障子)を交換した際に
引き上げた古い建具です。(横に寝かせていますが・・・)

マーヴィン(Marvin)社のケースメントサッシのものですが、木製建具の
下端付近が集中的に腐っています。

当然、水は上から下へ流れますから、建具の下の方に水が集まりやすい
というのは必然です。

建具の枠とガラスとの接点には、製造段階で防水コーキングやパッキン材
のようなものが施工されているのですが、長年風雨や紫外線に曝されて
いると、どうしても縮んだり劣化したりして雨が木枠の中に入ってきます。

そうした水は建具枠の中で滞留してしまうのですが、そのうちそれが
また外へと出てきます。

それは、木枠が水で腐って穴が明いてくるからなんですが、やはり弱い
部分からそうしたことが起ります。

最も弱い部分は、木枠と木枠とのつなぎ目やオペレーター等の開閉金物の
部品がビス留めされている部分です。

木枠同士は接着剤等でガッチリ組み付けられているのですが、そうしても
そこに僅かな隙間が隠れています。そこに雨水が入り込むとどんどん
木を腐らせて隙間を広げていくのです

金物のビス穴でも同じことが起ります。また、金物と木枠とが接していると
そこにも水が溜まりやすくなりますから、その辺りの腐りも酷くなると
いう訳です。

ただ、こうなってしまうおうちの多くは、普段窓をあまり開けていなかった
為に、発見が遅れがちになってしまったというのもトラブルを助長した
原因です。

木枠が少し黒くなってきたと感じたら、すぐに木を指で押すなどして
水分を含んでいないかチェックすることが必要です。

早い段階であれば、サッシの外側に防水処理を施して、黒くなった
木枠を少し乾かした状態でサンディングと防水塗装をしてやれば、
ある程度腐りを止めることが可能です。

もうすぐ雨が多い梅雨の時期になってきますが、その前に輸入の
木製サッシをお使いの皆さんは、ご自宅の窓の状況をチェックして
みては如何でしょうか。

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by mikami-homemade | 2020-05-24 16:11 | メンテナンス

毎日の手入れ

毎日の手入れ_c0108065_11160386.jpg


先日、ハード(Hurd)のハメ殺しサッシの建具交換の為に、奈良市まで
出張修理へ行ってきました。

玄関吹き抜けの高い場所にある窓でしたが、お客様側で足場を用意して
頂けましたので、スムースに交換作業を終えることが出来ました。

勿論、屋外側のガラス周囲の防水処理やティンバーケアによる建具木部の
防水塗装を予め会社で行っていましたから、現場作業も最低限必要な
ことだけでした。

今回は、外壁塗装を行う際にペンキの職人さんが誤ってガラスを割って
しまったという不可抗力でしたが、今でもメーカーが同じものを作って
くれるということは本当に有難いことだと思います。

その帰り、とんぼ返りでは勿体ないということで、現場近くの生駒山の
宝山寺に行ってきました。

名古屋で言えば、おちょぼさんや豊川稲荷のようなもので、商売繁盛の
お寺さんのような感じがしましたが、コロナの自粛の影響で殆ど人も
おらず、参道のお店もほぼ閉店といった感じで静かなお参りとなりました。

その際、お寺入り口の掲示板に掲げられていたのが、この写真。

信心の心得というものですが、家づくりやメンテナンスにも通じる
ことだと思いますので、せっかくですから皆さんにもご紹介致します。

家は一旦造ったら終わりというものではありません。その後の手入れを
しなければ、いい材料で素敵な家を造ってもどんどん悪くなってきます。

素敵な家は、手入れをしてこそ更に輝きを増しますが、何もしなくても
いい家が素晴らしい訳ではありません。

そこを履き違えてしまっては、家づくりをする資格はありませんから、
注意して下さいね。

いや~、信心も家づくりも同じだなんて、目に鱗です。

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by mikami-homemade | 2020-05-23 11:22 | メンテナンス
フィンが付いた網戸フレームと固着した網戸ピン_c0108065_16321176.jpg


知立市のお客様からお預かりした網戸の修理・メンテナンスを行っております。

梅雨時前ということもあり、網戸の修理や張替えといった相談がたくさんあって
結構順番待ちといった状況になっております。

今回のものは、湿気の多い浴室に取り付けられていたウェンコ?(Wenco)製
のオーニングサッシ用です。

ハンドルを操作するとサッシの下側が開いていくタイプの窓ですが、網戸を
固定するスクリーンピンが錆びて、網戸が窓から外れなくなったまま
ずっと使っていらしたという網戸です。

湯気や湿気によって、汚れやカビがフレームや網に付着していますから、
全部が全部きれいにすることは難しいかも知れません。

錆びて固着した網戸ピンは、ラジオペンチなどを使って数ヶ所僅かに動く
ようになりましたが、動かないピンはハンマー等で叩く以外方法はありません。

ただ、網戸のアルミフレームは、それ程強いものではありませんから、
あまりやり過ぎると網戸自体を傷めてしまうので、無茶は出来ません。

それでも、何とか網戸ピンをフレームから外して、新しいものに交換する
ことが出来ました。

新しい網戸ピンのシャフト(棒)は、今までのような金属のものではなく、
樹脂で出来たものを使いますから、これまでのように錆びて動かなくなる
という心配はありません。

確かに金属のシャフトは劣化しにくいように感じますが、フレームの中に
入ってしまうシャフトは紫外線に殆ど曝されることはありませんから、
つまみ部品ほどボロボロになることはないのです。

次に網戸の形状ですが、こちらの網戸は網戸と窓枠との間に空く隙間を
なくす為に、隙間をカバーする為のフィンが取り付けられています。

見た目も美しくなりますし、隙間をなくすという機能も付いていていい
のですが、こうしたタイプは輸入サッシの中でもマイナーな存在です。

ただ、こうした特殊なフレームやコーナー材でも、ちゃんとサイズや形状を
確認出来れば、北米から手に入れることは可能です。

状況に合わせて適切な材料を調達してやれば、更に長持ちしてくれるサッシに
なるかも知れませんね。

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