輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

ローウェンのバランサー

c0108065_13440825.jpg


カナダの高級輸入サッシ、ローウェン(Loewen)のダブルハングの
両サイドに付いている金属チューブに入ったバランサー。

ロックを外すとアッパーサッシュ(上窓)が下がってきてしまう
ということで、バランサーを交換したいという相談を頂きました。

20年近く経っている輸入住宅ということで、このサッシ以外にも
バランサーが機能しなくなっているものがいくつかある。

バランサーの確認をしようと思い、建具(障子)を外そうとした
のですが、サイドジャムに余裕がなくて建具を外すだけの隙間が
ありません。

どうにか無理やり建具を外すことは出来たのですが、この状況は
あまりよくない。

もしかしたら、建物の重量がサッシに圧し掛かっていて、サッシを
圧迫しているのかも・・・。

そういう将来の不具合をなくす為に、大工は工夫を凝らす訳だが、
輸入サッシのことを知らない人間はあまり考えずに施工をしてしまう。

こうなってしまったら、外壁を剥がしてサッシの取付けを修正する
以外には直せないのですが、そこまでする余裕のない人であれば、
このまま開閉が少し固い状況を受け入れて頂く以外仕方がない。

次にバランサーの交換についてですが、ローウェンは上下の建具を
外した上で、トップジャムに付いている戸当りを外してやれば、
サイドジャムを外すことが出来る。

そうすれば、比較的簡単にバランサーを外すことが可能なんだが、
大工の施工方法によってはそれが意外に難しいこともある。

やはり、輸入住宅のメンテナンスをしたければ、輸入材のプロに
任せることがいいかもしれませんよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

[PR]
# by mikami-homemade | 2018-11-25 13:58 | メンテナンス
c0108065_16113314.jpg


輸入のアンダーセン(Andersen)社製ダブルハング・サッシの
バランサーの紐が切れたということで、交換作業をしに大垣市へ
伺いました。

アンダーセンのバランサーは、窓の上枠の中に内蔵されていて、
カバーを外さないとバランサーを交換することが出来ません。

その上枠のカバーを外す為には、窓の側面に付いているサイドジャム
(ジャムライナー)を外す必要があります。

更に、サイドジャムを外す為には、上窓と下窓の両方の建具を外す
必要があります。

つまり、単にバランサーを交換すると言っても、その前にいくつもの
窓部材を外しながらでないとバランサーが外れない構造となって
いるんですね。

まあ、これだけであれば、私たちはいつものことと慣れたもの
なんですが、室内側の窓の周囲にケーシングと呼ばれる飾り枠材が
回してあります。

これを付ける時の隠し釘が、上枠の樹脂製カバーやサイドジャムに
刺さっていて、木製のケーシングを外さないと釘が外せない状況
だったのです。

でも、ケーシングは釘だけでなく接着剤でも固定されているので、
下手をすればケーシングや内装の壁を壊さなければいけないという
ことにもなりかねません。

通常、ケーシングを外すなんてことをしなくても、ジャムライナー等
が外せなければいけないのですが、輸入サッシを知らない大工や
ビルダーさんが適当に納めてしまった結果、メンテナンスで支障を
きたすことになるのです。

幸い少し傷が付いた程度でケーシングを外すことが出来ましたが、
その分慎重に作業をしなければならず、時間や労力は半端ないものと
なってしまいました。

ですから、一日で8ヶ所分の窓バランサーを交換する予定だったのが、
4ヶ所しか完了することが出来ませんでした。

来週再度大垣まで出張修理をしに伺わなければなりませんが、
家を壊さずに済んだのは不幸中の幸いでした。

お客様も当初自分で交換しようかと考えていたようですが、私たちに
依頼して正解でしたね。ただ、ジジイの私にとってはきつい作業で、
体が痛いですぅ~。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

[PR]
# by mikami-homemade | 2018-11-24 16:29 | メンテナンス
c0108065_23083036.jpg


輸入のシングルハング樹脂サッシのチャネル・バランサーを交換する
際に絶対必要となるテイクアウト・クリップ。

多くは、亜鉛メッキされた金属製のものなんですが、一部には写真の
ようにプラスチックで出来た部品も存在します。

耐久性から言えば、金属製のものが遥かにいいのですが、取り付けする
取付穴が金属製のものでは小さい場合があって、この樹脂製クリップが
最適なサッシもあるのです。

シングルハング・サッシのバランサーは、10年に一度くらいしか
交換しないものですから、このテイクアウト・クリップを使うのも
そのくらいの頻度でしかないので、然程丈夫さは必要ないかも知れません。

でも、必ず使うクリップですから、私たちはアメリカから定期的に
調達しています。

チャネル・バランサーを交換したいという方は、交換の際にはこの
テイクアウト・クリップも交換するようにして下さい。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

[PR]
# by mikami-homemade | 2018-11-23 23:21 | メンテナンス
c0108065_14472589.jpg


こちらは、クイックセット(Kwikset)とワイザー(Weiser)の
2社から新しく発売されたドアノブ、「Pismo」です。

スクエアにも見えるシャープなデザインですが、細かな部分に
曲線を使い、シンプルですが温かみを感じさせるドアノブです。

色は、写真のアイアン・ブラックだけではなく、ベネチアン・ブロンズ
やクローム色、ツヤ消しのクローム色やニッケル色があります。

また、鍵(キー)が掛けられる外部ドア用、内鍵を掛けられる
トイレ用もありますから、おうちのドアノブをこれで揃えることも
可能です。

ドアノブ一つを取っても海外のものは何故かオシャレですから、
新築やリフォーム・リノベーションの際に使ってみては如何
でしょうか。

きっと、愛着のあるおうちになると思いますよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

[PR]
# by mikami-homemade | 2018-11-22 15:03 | 輸入設備
c0108065_10080868.jpg


昨日に引き続き、大阪府豊中市のお宅でのボレアル・ウィンドウの
メンテナンスについて書かせて頂きます。

今回は、下窓だけが開閉する上げ下げ窓、シングルハング・サッシの
バランサー交換の様子です。

開けた窓が下がらないように支えてくれる役目を果たすのが、バランサー
なんですが、10年程度で経年劣化によって壊れてしまうのが一般的。

バランサーにもいろいろ種類があるのですが、ボレアル・ウィンドウや
菊竹産業のシュエット(Chouette Window)などは、ゼンマイ式のバネを
使用したコイルバランサーを採用していました。

このコイルバランサーは、サッシ枠に付けられたレールの溝の中に内蔵
された状態になっているので、普段は建具に隠れた状態になっています。

ただ、巻いたバネが切れてしまった時、このバランサーを交換するのは
至難の業なんです。

樹脂製の溝の中に入っていますから、それより大きなバランサーを取り出す
為には、レールの一部をカットして溝の幅を広げる必要があります。

そうすると、サッシの見た目も悪くなりますし、窓枠を傷付けるという点で
心に引っ掛かる方もいらっしゃるかも知れません。

そんな状態になることを回避する為に、私たちはレールの幅を広げるカナダ製
の特殊な工具を使います。

勿論、あまり広げ過ぎると樹脂の枠が破損してしまいますから、慎重に
作業を行わなければなりません。

でも、この作業は結構力がいる仕事ですから、ジジイの私にとっては
腕の筋肉が数日痛い状況になります。

まあ、本当に困っていらっしゃるお客様の為ですから、頑張りますよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

[PR]
# by mikami-homemade | 2018-11-21 10:30 | メンテナンス
c0108065_20513180.jpg


カナダの技術を導入してOEMで製作されていたIMS カナダ社製
ボレアル・ウィンドウ。

メーカーは既になくなってありませんから、サッシの不具合が
あった時にはお客様は相当お困りだと思います。

今回は、大阪府豊中市の輸入住宅にお住まいのお客様からのご依頼で
ペアガラスの交換とコイル・バランサーの交換をしてきました。

写真は、シングルハングのサッシから割れたペアガラスを取り外す
前の状態です。

フレームの四方に取り付けられたガラス押えを取り外して、ガラス
全体を露出させた処です。

このサッシは、ガラス押えが樹脂のフレームに塩ビ溶接されていて、
簡単には外せない状態になっていました。

屋外側ならまだしも、室内側でそうした処置をしてある窓は
初めて見ました。

ですから、このガラスの押し縁を外すのが一苦労。適切な道具や
知識がないと絶対に外せません。

その後、シール材をきれいに外し、新しい断熱ペアガラスを
入れ込みましたが、採寸通りピッタリでした。

前もって用意してきたものを予定通りに施工出来ると、何だか
嬉しいものですね。

最後にガラスの屋外側を防水処理して、建具(障子)は見事
窓枠に装着出来ました。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

[PR]
# by mikami-homemade | 2018-11-20 21:07 | メンテナンス
c0108065_21281909.jpg


スチール製の勝手口ドアの塗装の相談を頂きました。

ピーチツリーなどのドアの場合、ドアの上端や下端から雨水や湿気が
ドアの内部に侵入してくることがよくあり、ドアの中から錆が浮いて
くるというトラブルが発生します。

これを防ぐ為にはドアの上端や下端を塗装したり、隙間を埋めると
いった防水処理をしてやる方法や、ドアを雨から守る庇(ひさし)を
付けてやることをしなければなりません。

ただ、ドア本体以外にも劣化してくる部分があります。
それは、屋外側のドア枠(ブリック・モールディング)。

古いドア枠は木製であることが多く、それにも拘わらず木部用の
防水塗料が使われていないケースが殆どです。

ですから、木が呼吸をしようとして塗装を剥がし、塗装に細かな
亀裂が出てきます。

そうした部分から雨水が木に浸透し、そのうち木を腐らせることと
なります。

次に問題なのは、木のドア枠が勝手口台のコンクリートの土間に
接していたり、ドア枠がコンクリートに埋め込まれて固められて
いることもあります。

コンクリートは水を通す性質がありますから、その水がドア枠を
徐々に襲ってきます。また、表面張力が働いてドア枠の下端に
水が溜まるなんてことにもなるのです

木製ドア枠は、床面から数センチでも上げて装着し、常に乾燥した
状態を作ることこそ長持ちの秘訣です。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

[PR]
# by mikami-homemade | 2018-11-17 21:47 | 外装工事
c0108065_09334299.jpg


マーヴィン(Marvin)のケースメント・サッシを開く為に回す
クランクハンドルを外した写真です。

お客様からハンドルを回しても空回りするという不具合の相談を
頂き、お送り頂きました。

折れた回転軸がハンドル側に付いた状態で外れますから、一見すると
オペレーターから軸が抜けただけのように思うのですが、実はこの
回転軸はオペレーター本体の一部品だったのです。

ですから、軸が外れたというよりは、軸が折れたと言った方が
正確なのだと思います。

こういう場合不具合を修理する為には、オペレーターそのものを
交換することが必要です。

回転軸が折れた原因は、材質が鋳物で強いストレスには弱いこと、
窓を開閉しづらくなった際に無理にハンドルを回してしまったこと、
建具の建て起こし(水平・垂直)が狂って、窓を閉める際に
建具が窓枠に引っ掛かってしまうといった状況があったことです。

恐らく少し変だなと感じた瞬間はあったと思いますが、それを
早めに調整していれば破損することはなかったように思います。

一つの問題がいくつもの箇所に不具合を起こし、それが最終的に
破損につながるのです。

輸入サッシは、ちゃんとしたメンテナンスをしてあげれば、
それ程悪くなるものではありません。悪くなるには訳があるのです。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

[PR]
# by mikami-homemade | 2018-11-16 09:44 | メンテナンス
c0108065_23465390.jpg


1Fのリビングの天井に雨染みが出来た一宮市の輸入住宅。

リビングの上の階には、半分オーバーハングして、半分セットバック
したバルコニーがある。

セットバックした2階の外壁には掃出しサッシが付けられているから、
そこから雨漏れしてリビングの天井の中ほどにある処に染みが出来た
のではないかと考えたのだが、サッシ付近にホースで水を掛けても
雨漏れするような兆候はない。

強い雨の際にボタボタ落ちたというから、ホースで水を掛ければ
同様のことが起こっても不思議ではない。
 
でも、それ以外から雨漏れしそうな場所が見つけられない。

そんな時、サーモカメラで撮った写真を検証してみた。

天井の一番端の外壁に近い処の温度が低い。もしかしたら、バルコニー
と1階の外壁とが接している部分であるバルコニーの軒裏部分に何か
問題があるのかも知れない。

でも、普通雨が当たることがない軒裏から雨漏れがあるのだろうか?

そして、お客様が再度ご自宅を見回してみた処、発見したのが
この写真。

バルコニーの床に溜まった雨を下に落とす為の雨樋が付いている
のですが、その雨受け部材がバルコニーの下で外れ掛かっていたのです。

外れているからと言って、それがすぐに雨漏れにつながる訳では
ありませんが、こういう部分から強い風で吹き上げられた雨水が
入り込むなんてことがないとも言えません。

こんな処からは考えられないという場所から、実際には侵入していた
なんてことはよくあることなのです。

今までの思い込みを捨てて、どんな処からも入る可能性があると
考えて、検証を進めていくべきかも知れません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

[PR]
# by mikami-homemade | 2018-11-15 23:59 | メンテナンス
c0108065_11154982.jpg


浴室に取り付けられた樹脂製オーニング・サッシのワンハンド・
オペレーター。

ハンドルを左右させると、カニの足のようなアームが伸び縮みして
窓を開閉させる仕組みです。

浴室なので湿気や湯気で金物が錆びてしまい、オペレーターを
交換することになったのですが、このオペレーターの取外し方が
よく分からないのです。

普通だったら、ハンドル側の根本に取り付けてあるカバーを外して、
ハンドルをフレームに明いている取付け穴から抜くのですが、
カバー部分が外れない構造になっているのです。。
 
であれば、その逆で外側から内側へオペレーターを引き抜くという
やり方になるはずですが、外側の金物が穴より大きくて、どう考えても
穴を通すことが難しいのです。

これって、どうやって最初取り付けたの?ってことなんですが、
それも全くの謎なんです。

サッシの窓枠自体は樹脂の一本もので、穴付近にはつなぎ目やビス留め
したような箇所もありません。

こういう場合、取付け穴を何らかの方法で大きくする以外には、
交換することは難しいのですが、下手に穴を広げれば元に戻すことは
出来なくなります。

最後手段はあるにはありますが、少し技術が必要となります。

何れにしても何とかフレームからオペレーターを外して、新しい
ものと交換したいと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

[PR]
# by mikami-homemade | 2018-11-14 11:28 | メンテナンス