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輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade
破損して入荷したバランサー_c0108065_15491405.jpg


アメリカやカナダから輸入資材を調達する場合、どうしても避けられない
のが商品の破損。

こちらのシングルハングサッシ用のチャネルバランサーは、お尻の樹脂
パーツにウィングと呼ばれる羽根のようなものが付いているのですが、
たくさん入荷した商品の中にはウィングが欠けているものもありました。

欠けた部分も梱包の中に残っていましたから、恐らくメーカーで梱包
している際にポキッと折れてしまったのだろうと思います。

破損したバランサーの中には、欠片すらも梱包に入っていない場合も
ありますから、出荷前に検品していないか、破損しているのを知っていて
そのまま梱包してしまう確信犯のどちらかです。

梱包して出荷するだけの作業員ですから、あまり程度のいい人は少ない
とは思いますが、日本人なら考えられないことかも知れません。

でも、世界を見れば、こんなことは日常的で騒ぎ立てることではないのです。

まあ、日本でも自動車の型式認定で日常的に検査不正が行われていますから、
日本人の考え方も世界標準になってきているのかも知れませんが・・・。

バランサーのウィング部分は、樹脂の非常に薄い素材で出来ていますから、
輸送途上の手荒い扱いでも破損するリスクがあります。

そういう場合に備えて、交換用の樹脂パーツなども少し予備を持っておく
ことも私たち 専門業者には必要なことだと思います。

私たちがこうした破損のクレームを連絡しても、代替の商品が届くまでに
結構な時間ややりとりが必要ですから、それを見越してこちらで破損部分を
交換すれば、お客様にも納期で迷惑を掛けずに済みますからね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

# by mikami-homemade | 2024-02-04 16:01 | メンテナンス
ガラスが割れたダブルハングサッシ_c0108065_18575460.jpg


三重県のお客様からマーヴィン(Marvin)の上げ下げ窓のペアガラスを
割ってしまったので、修理をお願い出来るかという問い合わせを頂きました。

ご覧のように、上窓(アッパーサッシュ)のガラスが割れてガムテープで
穴を塞いであります。

何でも小さなお子さんが部屋に閉じ込められたらしく、救出する為に
外から窓ガラスを割ったらしいのです。

ただ、マーヴィンは既に国内で修理・メンテナンスのサービスを行って
いませんから、私たちのような専門家が自力で直す以外方法はありません。

輸入サッシの修理のやり方としては2つありますが、1つはガラスだけを
交換するやり方、もう1つは他社製の上・下建具に入れ替えるやり方。

昔からマーヴィンは、ガラスが破損したり不具合が起こったりした際は、
不具合がある建具を交換して、ガラスのみの交換は行わないのが基本です。

ただ、マーヴィンから新しい建具を入手出来ない現状では、ガラスの交換も
視野に入れる必要がありますが、マーヴィンはガラスが外せないように
ガッチリと作ってありますので、交換の際は何か部材の破損が生じる可能性が
高いと言えます。

ですから、破損した部材を工夫して作ったり、補修して再利用したりする
必要がありますから、納まりとしては悪くなることも了解が必要です。

他社製の建具に入れ替えることは、そういった点で問題が少ないですが、
メーカーが違う建具ですから多少のデザインの違いが生じます。

また、マーヴィンの窓枠に合うように建具を作ってもらわなければならない
ので、事前に正確に採寸調査を実施しなければなりません。

アメリカのメーカーに作ってもらうのですから、当然納期は掛かりますし
製作費も相当掛かることを覚悟しなければなりません。

最終的な選択はお客様にお願いすることになりますが、何れにしても
窓を塞いで一定期間養生することは必要かも知れませんね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

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# by mikami-homemade | 2024-02-03 19:07 | メンテナンス
振れ止め部品がない折れ戸_c0108065_20094822.jpg


輸入住宅の造り付け収納のドアとしてよく使われるバイフォールドドア。

開口の幅が1.5~1.8mあるような場合は、写真のように4枚折れ戸を
装着するケースが多いと思います。

今回ご相談頂いたのは、片側の2枚折れ戸が閉まっている状態で、もう片方の
2枚折れ戸を閉めようとすると、閉まっていた折れ戸が自然に開いてしまう
といったトラブルでした。

通常ではあまりそういったことはないのですが、2つのドアが完全に閉まる
ことによって、収納内の空気に圧力が掛かってドアを押してしまうのでは
ないかと思います。

でも、通常で起こらないはずの現象がどうして起こるのか?

一度調整・メンテナンスをしてみないとはっきりしませんが、恐らく
ドア同士の召し合わせ(折れ戸と折れ戸がぶつかり合う部分)に振れ止め
と呼ばれる部品が付いているはずですが、それが付けられていません。

それは、ドアの後ろ側に付ける小さな金具で、ドアを閉めた際にもう片方の
ドアを後ろから支える役目を果たします。

それが両方の折れ戸に付いていると、それぞれが支え合ってドアの位置を
安定させるのです。

勿論、それ以外にドアの高さがずれていたり、隙間が空いていたり、
傾いていたりという問題が起因しているかも知れませんから、そういった
ことの調整は必要かも知れません。

ただ、輸入のバイフォールドドアに知識がない業者さんだと、部品自体が
どういうものなのかを理解していないという場合もありますので、
調整作業は難しいかも知れません。

そういう場合は、輸入住宅の専門家に相談して、調整してもらうのが
一番の早道と言えるように思います。

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# by mikami-homemade | 2024-02-02 20:25 | 内装(造作)工事

上塗りだけでOKです

上塗りだけでOKです_c0108065_17063232.jpg


5年くらい前に塗り直しをした木目調のファイバーグラス製玄関ドア。

お客様から塗装が剥げてきて白くなってきたので、塗り直しの相談を
受けました。

玄関ドアはサーマツルー(Therma-Tru)製で、特殊な塗料を塗ることで
本物の木製ドアのように見せる木目調の輸入ドアです。

塗装は、通常着色用の下塗り塗料と表面を保護するトップコートと呼ばれる
クリア色の上塗り塗料を施工します。

西陽が直接当たる場所にあるドアですが、今回塗り直しをするにしても
少し早いと感じていたので、ペンキ屋さんと相談してお客様に渡しておいた
トップコートだけを試しに塗ってもらうことにしました。

白い線を引いた範囲が塗った範囲ですが、見事に下塗り塗装の色が戻って
きています。

つまり、着色した塗装は劣化しておらず、それを保護していた上塗り塗装
のみが劣化を起こしていたということになります。

ファイバーグラス製の木目調玄関ドアの場合、トップコートは5年程度で
劣化しますが、下地の着色塗料は問題ありません。

ですから、定期的にトップコートだけを塗ってやれば、ドアの木目は維持
されます。

また、トップコートは透明なクリア色ですから、マスキングテープ等での
養生も然程シビアに行う必要もなく、素人のお客様でも比較的簡単に
塗ることが可能です。

塗装が剥げてきた際、こうした専用塗料を塗らずにベタ塗りの油性の
ペンキで塗装する業者もいるかも知れませんが、それをすると折角の
木目が失われてしまいます。

専用塗料での着色は技術が必要ですが、定期的な上塗り作業はお客様
でも行えますから、塗り直しの際に余ったクリアの塗料だけをもらって
ご自身でメンテナンスをしてみては如何でしょうか。

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# by mikami-homemade | 2024-02-01 17:15 | 塗装工事
まだいいかと思ってはダメですよ_c0108065_13121891.jpeg


こちらは、岡山県のお客様からご相談を頂いたペアガラスの曇りです。

サッシは、ペラウィンドウ(Pella)のアルミクラッド木製ダブルハング。

ガラスの外側にホコリや汚れが付いているのかと思える程、ペアガラスの
内部が曇っています。

これは、雨が外側のアルミカバーの隙間から木製建具の中に入り込んで、
それがペアガラスの中へと徐々に浸入してきたことが原因です。

こうなってしまうとペアガラスを交換する以外方法はありませんが、通常
ペラではガラス交換ではなく建具ごと交換することを推奨しています。

但し、このサッシは製造時期が古く、現在製造されているものと形状が
異なっているので、建具を新しく作ることは出来ないようです。

ですから、こちら側で建具から何とかペアガラスを外して、新しいガラスに
入れ替えることをしなければならないのですが、ガラスを固定している
古いガラス押え(押縁)も製造されていないので、万一破損しても交換する
部材がありません。

慎重に作業を進めるのですが、それでも劣化しているガラス押えが絶対割れない
とは言えませんから、もし壊れたら補修して使うしかありません。

そういう苦労と岡山までの出張費を考えると、どうしても費用は高くなって
しまいますので、お客様は様子を見たいとおっしゃいました。

でも、よく考えて頂きたいのは、放置すれば今後も雨が木製建具の中に
入り続けるので、そのうち木が腐ってくるということです。

また、材料や人件費も高くなっていますし、私共のような専門家がいつまで
サポートを出来るか分かりません。

現実、この輸入住宅を作った住宅会社もなくなってしまっているようです。

直せるものは早く直してその後のケアを万全にすることが、美しい
輸入住宅を長く維持し続ける秘訣だということを忘れてはいけません。

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# by mikami-homemade | 2024-01-31 13:21 | メンテナンス