輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade
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こちらは、カナダ CWD社のシングルハング・サッシ。

上下に可動する建具(障子)の上に、チルト・ラッチと呼ばれる
部品が装着されています。

これは、建具の外側のガラスを掃除したり、建具を外したり
する際にこのレバーを動かして窓枠から建具が外せるように
する為の部品です。

普段は何も使い道がない部品ですが、これの先に付いている
三角の爪がないと建具が窓枠から脱落してしまいます。
 
そういう意味では、大切なパーツなんですよ。

ただ、プラスチックで出来た部品なので、太陽の紫外線など
によって、徐々に劣化してきてしまうのです。

今回のお客様もこの部品が付いた窓が20ヶ所以上あって、
窓の左右にこの部品が付いているので、予備も含めて合計で
50個程度部品を調達する予定です。

輸入の上げ下げ窓の樹脂サッシには、このようなラッチ部品が
必ず付いていますから、15年くらいで交換しておくのが
いいのかも知れませんね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、私と話をしたいという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事を
いくつかご覧の上適否をご判断願います。また、
これらの記事が、多くの皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

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# by mikami-homemade | 2018-11-02 17:28 | メンテナンス
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クランクハンドルをクルクル回すと、建具が下の方から開いていく
オーニング・サッシ。

風通しはしたいけど、あまり外から見られたくない場所によく
付けられますから、浴室や洗面・トイレ、納戸などに施工される
ように思います。

そんなオーニング・サッシですが、今回はカナダ CWD社の樹脂サッシ
のトラブルです。

一見錆もなく状態がよさそうな開閉金物(オペレーター)ですが、
実は奥に隠れているギアの部分が削れてしまって、ギア同士が
噛み合わない状態になっています。
 
開く時には何とか作動するのですが、サッシを閉じる際には
空回りして建具が室内側に戻ってきてはくれません。

サッシの開閉が固くなった状態で、無理してクランクハンドルを
回していると、ギアに力が掛かって摩耗してしまったことが
原因です。こういうトラブルは、ケースメントでもよくあります。

ウィンドウヒンジやオペレーターといった金物については、
定期的に潤滑剤を塗布して、常にスムースに動く状態で
操作頂くのが基本です。

また、金物の周囲にゴミや砂などが付いていたら、掃除をして
あげることも重要です。

輸入サッシは、ちゃんとしたメンテナンスをしてあげれば、
それ程悪くなるものではありません。ただ、常に消耗するかも
知れないという意識が大切です。

性能が高くデザインも素敵な輸入サッシを長く使い続けたい
のであれば、お客様自身での手入れと専門ビルダーとの連携を
心掛けるようにしたいものです。

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# by mikami-homemade | 2018-11-01 20:01 | メンテナンス
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ドアの下の方の色が剥げてきているのがお分かりでしょうか。

こちらは、昔製造されていたヤマハ製の木製ドアです。

無垢の素材を使い、ピアノ同様の家具塗装を施してあった
面影が覗きます。

色落ちはしているものの塗装自体の劣化の程度は然程でもなく、
ウレタンのツヤがまだまだ見てとれる状態でした。
 
今回、家の塗り替えをお客様から依頼された会社さんから、
木製ドアの塗り直しをやってもらえないかという相談を頂き、
私共が施工することになりました。

木の呼吸を止めてしまうウレタン塗装ですから、これを一旦剥がした
状態で、木部用の屋外塗装をする予定です。

さて、どんな風に仕上がるか?出来上がりましたらご案内します
ので、お楽しみに。

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# by mikami-homemade | 2018-10-31 16:56 | 塗装工事
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日曜に刈谷市の輸入住宅で鍵の交換をしてきました。

メーカー不明の輸入の掃出しサッシですが、写真のようにロックケースが
ドアのフレームの中に組み込まれているタイプです。

こうやってフレームに内蔵させるのは、外部からロックケースを
外せなくして、空き巣などから鍵を守る為でもありますが、
逆にお客様ご自身が鍵を交換するという作業を難しくしている
ということでもあります。

今回、私たちは、ロックケースを特定しアメリカから調達した
ものを取り付けてきた訳ですが、製品の個体差があるのか、
うまくロックラッチが受金物に引っ掛かってくれません。
 
いろいろ調整してみたのですが、樹脂サッシのデメリットは
ビスの穴の位置を変えて調整することが出来ない処です。

一旦開けたビス穴からほんの少し位置をずらそうとしても、
隣に穴を開け直すと樹脂の穴が広がってしまい、全くビスを
利かせられなくなる状況にもなりかねません。

そういう点で、樹脂サッシは慎重に作業を進める必要があるのです。

ただ、今回の場合は、受金物の穴を少しヤスリで削って、ラッチが
うまく引っ掛かるようになりましたから、問題はありませんでした。

こういう調整作業が必要ですから、ご自身で修理をする場合は、
ある程度の経験を積んでからやって頂くことをお勧めします。

まあ、やらなきゃ分からないですから、後々更に費用が掛からない
状況までであれば、やってみることは大切です。

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# by mikami-homemade | 2018-10-30 12:26 | メンテナンス
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先日、沖縄のお客様にビルトイン・ガレージドアのトーション
スプリングを出荷しました。

通常はガレージドアの正確なサイズや重量を計測した上で、
それに見合った強度のバネをオーダーするのですが、私たちが
わざわざ費用を掛けて調査に伺うことも出来ず、違うやり方で
お客様から情報を頂き、製作しました。

ただ、これはイレギュラーなケースであって、推奨出来るやり方
ではありませんし、万一適合しなくても責任外という条件の下で
請け負わせて頂きました。

そのお客様から頂いたケーブルドラム付近の写真です。
 
トーションスプリングが切れて、連動するケーブルもドラムから
外れています。

ケーブルワイヤーは、重いドアをトーションスプリングのバネの力で
持ち上げる際に、その力をドアに伝える役割を果たします。

ですから、長年使用するとワイヤーも伸びてきてしまい、そのうち
ドラムから外れてしまうという不具合が起こります。

その為、ケーブルは5~10年で交換すべきではないかと考えています。

また、アルミの鋳物で出来た巻き上げドラムも徐々に削れてきて
しまいますから、2回目にケーブルを交換する際にはドラムも交換
すべきではないかと考えています。

常に動作を繰り返すようなシステムは、少しずつ必ず消耗する部分が
あるものです。

悪くなってから交換するのではなく、悪くなる前に定期的に部品を
交換することこそが、普通の暮らしを維持する秘訣ではないでしょうか。

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# by mikami-homemade | 2018-10-29 22:31 | 輸入設備
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こちらの窓の開閉金物は、浴室にある樹脂サッシに施工された
オーニング用オペレーター(たまにケースメントのサッシに使われて
いることもあります)。

鉄で出来ている部分が、お風呂のお湯の水蒸気や結露によって
錆び付いてしまっています。

今回、これを交換しようと交換部品を持ってお伺いしたのですが、
樹脂サッシのフレームから外すことが出来ませんでした。

実は、このオペレーターは、ほぼ一体成型に近い状況で、
組み付けてある部分もビスやナットではなくカシメてあって
分解することが出来ません。
 
本来であれば、邪魔をしている室内側のカバーの部分を外して、
屋外側に引っ張ってやれば、フレームの取付け穴から抜ける
のでしょうが、カバーも全く外れないのです。

じゃあ、このオペレーターって、窓フレームの中にどうやって
差し込んだんでしょうねぇ???

普通だったら、こんなの外せないと言って交換作業を請け負わない
ところなんでしょうが、それではお客様が困ってしまいます。

一度、部品メーカーに確認して、樹脂サッシへの取付け・取外しの
仕方を教えてもらうようにします。

もし施工方法に何も情報がない場合は、特殊な道具が必要ですが、
1つだけやれる方法を考えています。

当然、サッシの枠をノコギリのようなもので切ったりするという
手荒い仕事ではありません。

じゃあ、どうするのか?それは、もう少ししっかり検討してから
お話ししたいと思います。

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# by mikami-homemade | 2018-10-28 16:51 | メンテナンス
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昨日、防犯対策を含めて輸入の玄関ドアの金物類を交換したという
記事を書かせて頂きましたが、今日は交換途中の様子をお見せします。

手前側のドアヒンジは、真新しいゴールドのものとなっていますが、
画面奥のドアヒンジは交換前の錆び付いた状態のままです。

また、ハンドルやデッドロックも交換前なので、真っ茶色。

交換後の昨日の写真と見比べて頂けると、その違いは歴然ですね。
 
新しくしたドアヒンジは、以前のもののように心棒を引き抜く
ということは出来ません。ですから、泥棒がヒンジをばらして
ドアを開けるということは不可能です。

そして、ヒンジの噛み合わせの部分には、分厚いワッシャーが
いくつも入っているのが見えますね。

ですから、ドア側のヒンジ・プレートと枠側のヒンジ・プレート
とが直接擦れることがありませんから、寿命も長くなるという
仕組みです。

勿論、硬いステンレスで出来ていますから、耐久性もバッチリです。

あとは、木製ドアの塗装をやってもらえれば、完璧ですね。

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# by mikami-homemade | 2018-10-27 19:43 | リフォーム
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今日、静岡県浜松市のお客様からご依頼を頂き、ダブルの輸入玄関ドア
の金物類を全て交換してきました。

主な目的は、玄関周りの防犯対策だったのですが、ハンドルなども
茶色く錆び付いていて、新築当初の美しさはありませんでしたので、
ハンドルやデッドロック、ドアヒンジやドアクローザー、ウェザー
ストリップといった気密パッキンも交換したのです。

写真をご覧頂くと分かりますが、室内レバーの上にあるのが
今まで付いていた場所に新しく取り付けたデッドロックです。

そして、一番下の場所に新たに取り付けたのが、追加のデッドロック。
 
それらのデッドロック・バー(カンヌキ)を外からカバーして
守っているのがガードプレートです。

金メッキされた肉厚のステンレスで出来ていますから、そう簡単には
これをこじ開けることは出来ません。

それもダブルロックときていますから、空き巣も玄関からの侵入を
諦めざるを得ません。

ここには写っていませんが、ドアヒンジも心棒が抜けない構造に
なっていますから、ヒンジを分解してドアを開けるということも
出来ない仕様です。

最後に、キーシリンダーもマイナスドライバーを無理やり差し込んで
回そうとすると、内蔵されたシリンダー・ピストンが全て飛んで
外からの鍵が空回りして、鍵が掛かったまま開けられなくなります。

勿論、私たちならもっと防犯性を高くすることは可能ですが、
ここまでやっていればまず玄関を突破されることはないでしょう。

そうそう、こうした金物類は高耐久のメッキが施されていますから、
今までのようにすぐに錆びてしまうこともありませんよ。

皆さんも古くなった輸入住宅の玄関周りを美しく蘇らせて、
更には防犯性をアップグレードしては如何でしょうか。

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# by mikami-homemade | 2018-10-26 20:32 | リフォーム

植物燃料で暖を取る

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リビングルームのソファの前にあるコーヒーテーブル。

その一角には、ガラスで囲われた中に炎が立ち上がっています。

これは、とうもろこしなどの穀物などで抽出したバイオ燃料を
使って部屋を暖かくする暖炉なんです。

何か昔の囲炉裏を思わせる感じというか、室内で焚火をしている
感覚というか、ちょっと不思議な空間ですね。
 
燃料はバイオエタノールですから、臭いや煙も出ません。
ですから、部屋が汚れたりすることがないのも石油ストーブと
違うところです。

薪式の暖炉だと薪をくべるのが大変という方や、電気暖炉だと
本物の火は出ないしあまり温かくならないという方は、もってこい
かも知れません。

テーブルに埋め込むタイプだけでなく、花瓶のように気軽に置ける
タイプや床に置くタイプ、ガーデン・リビングで使うタイプなど
いろいろあるようですから、冬の楽しみになりますね。

ただ、火が燃えている訳ですから、定期的な換気はお忘れなく。

こういう暖炉が欲しいという方は、お気軽にご相談下さい。

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# by mikami-homemade | 2018-10-25 14:38 | 輸入設備

塗り壁の外壁クラック

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先日、現地調査を行ってきた輸入住宅の外壁です。

建物の東面に多く見受けられるのが、縦ラインで入った細長い割れ。

至る処に入っていましたから、お客様自身もコーキングなどを
使って補修したようですが、見えないような小さなクラックも
あるでしょうから、全て補修するのは無理だったと思います。

このおうちは、スペインの家を再現するというコンセプトだった
らしく、屋根の軒は殆ど出ていないばかりか、新築当初雨樋も
付けられていなかったということですから、外壁や窓は雨ざらし。
 
それはあまりに酷いということで、雨樋を付けて頂いたそうですが、
竣工前から施工業者とはうまくいかず、結局今までメンテナンス
らしいことはあまりやってこなかったとのことでした。

外壁の塗り壁材には、タナクリームという素材をモルタル下地の
上に塗っているようですが、恐らく外壁の通気層も全く取っていない
状態で、防水シートの上にラス網を無数のタッカーで留めてある
のだと思います。

そういう状況では、折角の防水紙が穴だらけですから、外壁の中に
雨水が入る状態では、構造部分にも雨漏れをしてしまっていると
思います。

ですから、サッシの周囲に回している飾り枠のケーシング部分から、
室内への雨漏れがダイニングやキッチンで発生しています。

実は、塗り壁材のタナクリームは、本来内装用として使うべき素材で
外装に使うにしても雨には当てないように指示があるものなんです。

それが、軒が殆どない家の外壁全体に塗ってある訳ですから、
不具合が起こるのは必然的かも知れません。

当然漆喰に近い素材で伸び縮みに追随出来ないという特徴から、
温度や湿度の変化や地震の揺れなどによってクラックが入りやすい
ものであることも施工業者は注意すべきでした。

既にその住宅会社はありませんから、今更文句を言うことも
出来ませんが、倒産すべくして倒産したのかも知れません。

何れにしても、下地が悪ければタナクリームでもスタッコフレックス
でも割れるのです。外壁は一旦剥がすなどして、下地からちゃんと
した施工をすることをお勧めしたいと思います。

それにはある程度の費用が掛かってしまうかも知れませんが、
長い目で見たら今費用を掛けたことが後々の維持につながっていく
はずだと思います。

拘りやお金を相当掛けて新築したおうちは多いですが、間違った
材料と間違った施工をしては、それを生かすことは出来ないのです。

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# by mikami-homemade | 2018-10-24 18:25 | 外装工事