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輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade
何かまるで新品みたいですよね_c0108065_19393260.jpg


愛知県のお客様の輸入住宅にお邪魔して、洗面にある水栓金具の水漏れを
修理してきました。

輸入水栓は、ヤスダプロモーション製の豪華なワイドスプレッド・タイプ。

カートリッジバルブが不具合を起こして、水側の方が吐水口からポタポタ
水が落ちるということでした。

お湯側の止水バルブは特に問題はなかったのですが、水側と同じ期間
お使い頂いているということでしたので、同様に劣化が進んでいるだろう
ということで、今回一緒にカートリッジバルブを交換する形にしました。

勿論、水側だけ交換という方法も取れますが、近いうちにまたお湯側にも
水漏れが発生したということになると、その分出張修理費や取り寄せ費用が
また必要になってしまいます。

であれば一緒に交換しておいた方が、安心ですし費用の削減にもなりますね。

ワイドスプレッドの水栓金具は、カウンター下の台座固定用ナットが緩みがち
になりますから、バルブ交換の際にナットの締め付けまで行うのですが、
カウンターの下に潜って狭い場所で作業するのは結構しんどい仕事です。

また、バルブも錆び付いていますから、外すのにも適切な工具と工夫が
必要ですので、輸入水栓に慣れない水道屋さんでは出来ないと断られる
かも知れませんね。

そうした面倒な作業を行いながら、水栓金具の周辺に付いた汚れや水垢も
きれいに掃除をして、写真のように美しい姿を取り戻しました。

まるで新築時に施工した新品のようだと思いませんか?

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。


# by mikami-homemade | 2025-05-11 19:47 | メンテナンス

マーヴィン製か?

マーヴィン製か?_c0108065_18174017.jpg


東京都のお客様から、輸入サッシのクレセント部品が欲しいという
ご相談を頂きました。

輸入窓のメーカー名は不明ですが、クレセント・ロックの形状からすると
マーヴィン(Marvin)のダブルハングサッシのような気もします。

ただ、最近は全く同じものが製造されなくなっている感じで、
取付け寸法が同じ互換品が作られています。

ちゃんと既存のサッシに納まりよく取付け出来ますから、特に問題となる
こともないのですが、ちょっと気になるところです。

こちらのロック金物は鉄の鋳物で出来ていますが、上下の建具の噛み合わせが
狂ってくると、毎回無理に鍵を掛けようと強くレバーを回してしまい、
ロック本来が破断してきたり、ロック受けが変形してきたりします。

そこまで行く前に、建具の噛み合わせを調整すれば、破損することもなく
スムースにお使い頂けるのですが、お客様は勿論施工した住宅メーカーも
調整方法が分からないということでそのまま使い続けてしまうケースが
非常に多いと思います。

私たち ホームメイドでしたら、こうしたトラブルに対処する方法を
知っていますから、何かを修理するタイミングでこういった調整も
一緒にご依頼頂けるといいかも知れません。

基本的にどんな家でも、10~20年経てば必ずどこかメンテナンスが
必要となってきます。

輸入住宅について相談する先がないというお客様もいらっしゃると
思いますが、私たちのような専門家を見付けていつでも相談が出来る
状況にしておくことが家を長く維持する秘訣かも知れませんよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。


# by mikami-homemade | 2025-05-10 18:28 | メンテナンス

一式調達しました

一式調達しました_c0108065_19164200.jpg


東京都のお客様から調達のご依頼を頂きました、4枚引き戸の掃出しサッシ
(スライディング・パティオドア)用のロック金物セットが入荷しました。

輸入窓は、ハード(Hurd)のアルミクラッド木製サッシですが、高級な
シリーズの掃出しサッシで、1つの鍵で3ヶ所ロックが掛かるという
防犯性が高いマルチポイント・ロックと呼ばれる金物が付いています。

長く伸びたステンレスの板状のパーツにロックケース本体と2つのロック
フックが上下にそれぞれ付いています。

また、ロックフックを引っ掛ける受け金物のストライクプレートも、ロック
金物本体と同様に長いステンレス製の板の形をしています。

今回これを取り寄せた背景には、鍵が掛かりづらいという問題があったようで、
ロックケースに連動するロックシリンダーやハンドルセット等も手配しました。

複雑で特殊なマルチポイント・ロックの部材ですから、全てのものの寸法・
形状を確認して手配をするのは至難の業ですが、お客様と連携を取りながら
何とか適切なものを手に入れることが出来ました。

それにしても、ロック本体とストライクプレートは長さが2m近くあり、
輸入経費も結構な金額になりました。

それでも、こうして適切な交換部材を調達出来たことは、本当にラッキー
だと思います。

これでまた、お客様には長くハードのドアを愛して頂けると思います。

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# by mikami-homemade | 2025-05-09 19:37 | メンテナンス
今日は、たくさん直しました_c0108065_20440446.jpg


名古屋市のお客様の輸入住宅にお邪魔して、輸入サッシのメンテナンス・
修理を行いました。

輸入窓は、キャラドン(Caradon)のアルミクラッド木製サッシ。

今日は、十ヶ所程度のサッシを修理してきましたが、写真は浴室に設置
されていたケースメントサッシです。

通常、木製サッシを湿気や湯水に曝される場所に付けることはありませんが、
輸入住宅ブームの時に建てられたおうちでは、こういう間違った施工を
しているケースが多く見受けられました。

建具(障子)も窓枠も全て内側は木で出来ていますから、腐ってきて当然
という状況ですが、油性のペンキで何度か塗り直しをしていたようで、
何とかまだ使える状態でした。

ただ、油性の塗料では木が呼吸作用をする為に、蛇のウロコのように
ペリペリと剥がれてきますから、そうした塗装や汚れ・カビ等を除去
した上で、木部防水塗料のティンバーケアを塗りました。

また、ロック金物も鍵が掛けられない状況でしたので、改良された新しい
ロック金物に交換しました。

そして、ペアガラスの内外の周囲にも防水処理を施して、外側の雨や
内側の湿気や湯気から木製建具を守る施工も行いました。

勿論、そうした施工だけでなく、窓の開閉がスムースになるように
掃除や潤滑剤の塗布、建具の調整といった作業も同時に行いました。

浴室のサッシは、特に不具合が起こりやすい箇所ですから、様々な
対策をしておくことで問題が起こりづらくなるのです。

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# by mikami-homemade | 2025-05-08 20:53 | メンテナンス
止水バルブ以外もメンテナンス_c0108065_19341620.jpg


連休前に愛知県のお客様の輸入住宅に伺って、洗面の水性金具の修理を
行ってきました。

水栓金具は、ヤスダプロモーション製のゴールドカラーの洗面水栓。

写真は、水栓金具に内蔵されているカートリッジバルブ(止水バルブ)を
交換した後の状況です。

実は、この水栓は止水パッキン以外にも、吐水本体やレバーハンドルといった
それぞれの台座の固定が緩くなっていて、グラグラした状態になっていました。

また、カウンターのタイルに明けられた穴が大き過ぎて、カウンターの上の
水が穴から下へ落ちてしまい、カウンターの下地の板を腐らせてしまうという
問題も抱えているようでした。

本来はカートリッジバルブを交換して吐水口からの水漏れが止まれば、
それで修理は完了ですが、グラグラした水栓金具を放ってはおけません。

カウンターの下に潜りこんで、水栓金具の下から固定用のナットを
締め上げてそれぞれが動かなくなったのを確認した上で、水栓金具の周囲に
ある穴を防水コーキングを使って塞ぎました。

カウンターの下は上下水道の配管やポップアップの排水システムが混在して
いるので、工具が使いづらい環境ですし、バルブ交換だけを想定していたら
コーキングやそれを打つ為のコーキングガン、マスキングテープなども
持ち合わせていないのでしょうが、私たち ホームメイドは何かの為に
常に余分な材料や工具を持ってきています。

依頼されたこと以外でもやれることがあればやって差し上げるという
精神が、おうちの修理・メンテナンスでは大切なことなんです。

人生一期一会ですから、次来られるとは限らないですもんね。

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# by mikami-homemade | 2025-05-07 19:52 | 輸入設備