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輸入住宅の専門家による施工情報の提供


by Supervisor-homemade

タグ:塗料 ( 183 ) タグの人気記事

どんな仕事も準備が8割

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昨日、アンダーセン(Andersen)社のパティオドアの交換をしたという
記事を書かせて頂きましたが、取付け作業をする前に行った防水処理の
様子をお見せします。

事務所前の駐車スペースに並べられた幅80cm 高さ2mのドア4枚。

ドアを並べただけで、駐車スペースの半分は埋まってしまいました。

ドアが傷付かないように大きな段ボールのシートを敷いて、そこに
寝かせたのですが、本当に重くて大きな輸入ドアです。

まあ、強化ガラスのペアですから、そりゃ重いはずです。

さて、肝心の防水処理ですが、建具(障子)の枠とガラスとが接する
部分にマスキングテープを張っているのが分かりますか。

そして、建具枠と建具枠とのつなぎ目部分にも紫色のテーピングを
張ってあります。

マスキングテープも安いものだとコーキングなどの防水剤や塗料が
テープの下に入り込んでしまい、きれいに仕上げることが出来ません。

また、テープを張っただけだと接着が弱いですから、後からちゃんと
指で押さえてあげないといけません。

勿論、防水剤がしっかり載るように適度な隙間を明けなければ
いけないのですが、あまり幅広にすると見た目が悪くなりますから、
張り方も気を遣うところです。

こうした前準備に時間を掛けないと、せっかくの防水処理はうまく
施工することが出来ません。

また、防水処理剤も屋外でも使えるタイプで、尚且つ防カビ性能が
あるものでないと雨風に長く耐えられないですから、やはり安ものは
使えません。

もうした手間・暇を掛けた仕事は、施工が完了してしまえば、
どこをどうしたか全く分からないくらいになってしまいますが、
必ず性能や将来のトラブルに対して効いてくるはずですよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方は、お問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。

by mikami-homemade | 2019-04-20 13:34 | メンテナンス

お風呂場の木製サッシ

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こちらの輸入住宅では、アンダーセン(Andersen)社のダブルハングを
浴室の窓として長年使っていらっしゃいました。

お風呂を使った後、ちゃんと換気をして頂いていたのか、建具(障子)の
木枠が腐ってしまうというトラブルはありませんが、ご覧のように
塗装は剥げてカビや染みが全体的に見受けられます。

温かく湿気った空気や水分が多い浴室に木製サッシを使うということが
よくないことは、誰の目からしても明らかなはずですが、古い輸入住宅
ではこうした施工はよくあったようです。

木部の塗装も内装用のニスを塗ったり、シッケンズのような防腐塗料を
塗ったりしたようですが、基本的にどれも防水性が長く持つものでは
ありませんから、すぐに悪くなってしまいます。

今回は、劣化したバランサーを交換すると共に、建具の木枠の表面を
サンドペーパーである程度きれいにしてから、パラペイントの白い
ティンバーケアで防水塗装をしてあげようと考えています。

ティンバーケアは、ナチュラルクリアのものもありますが、ここまで
黒くなった木を元通りにするということは出来ませんから、敢えて
白く塗装することで、清潔で爽やかな雰囲気を出そうと思います。

網戸も新しいものに交換する予定ですから、メンテナンス後は
相当気持ちよくなるはずですよ。

家づくりは、新築時の計画や施工も大切ですが、その後のケアは
もっと大切です。

それを担うのはお客様自身であり、それをサポートしてくれる
専門業者との二人三脚がなければ、長く快適に暮らしていくことが
難しいですから、その覚悟と将来計画が必要とされます。

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by mikami-homemade | 2019-04-14 11:18 | メンテナンス

WAX仕上げならではです

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輸入住宅の床材として、ブルース(Bruce)やロビンス(Robbins)
のフローリングは定番と言っても過言ではありませんでした。

今では国産でも輸入でもウレタン仕上げの床材しか見掛けなく
なりましたが、今でも自然素材に拘る人は無垢のパイン材の
フローリングに自然オイルを塗る仕上げをしますよね。

ウレタン仕上げは、床材の表面を樹脂でコーティングしますから、
コーヒーをこぼしても跡が付くことはありませんし、表面が傷付く
ことを抑えてくらますが、自然と木が呼吸することを妨げます。

まあ、国産の合板フローリングは、木と言っても既に木としての
機能は失われていますから、オイル仕上げにする意味はありません。

ブルースのような床材は、オークの一枚板で出来ていましたから、
WAX仕上げにすれば室内の温度や湿度を調節して、人間の生活に
少なからずいい影響を与えてくれました。

ただ、自然そのもののような素材ですから、長く家具を置いておく
と置いていない日焼けした場所と色に違いが生じます。

また、何かをこぼしたり汚れをそのままにすれば、そこだけワックスが
浮いて白化したり色が染み付いたりしてしまうという問題も起こるのです。

そういう時の対処方法について、お客様から質問を頂いたのですが、
日焼けについてはそのまま放置しても長い時間を掛ければ馴染んでくる
と考えていいのですが、1年で元に戻るという程度ではありません。

もしそんなに待てないというなら、油性のステインで着色して色合わせ
した上で、私たちが販売しているWAXの Dura Seal を塗って仕上げる
方がお手軽かも知れません。

白化や汚れの場合は、240番くらいの細かな紙ヤスリでその部分を
剥がしてから、上記同様の手順でそこだけ仕上げるという方法を
試して下さい。

ただ、色合わせにはそれ相応の技術が必要ですから、木部塗装の
専門家にやってもらう方が安心かも知れませんね。

普通の塗装屋さんでやってもらえるかも知れませんが、木製品の
オイル塗装に知識がある人は少ないですから、経験があるかを
ちゃんと聞いてからお願いして下さい。

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by mikami-homemade | 2019-04-08 22:31 | メンテナンス

只今、防水塗装中

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こちらは、アンダーセン(Andersen)社の4枚引き分けサッシの1枚
を塗装しているところです。

通常は掃出しサッシであれば2枚なんですが、中央の2枚が引き分けで
両サイドの2枚がFIX(ハメ殺し)となった幅3mを超える大きな窓です。

現在、その1枚のドアの室内側をパラペイントの木部防水塗料 ティンバーケア
で二度塗りしている様子です。

ローラー(戸車)が付いているドア下も当然防水塗装を行いますし、
屋外側のガラスの防水処理も行いますよ。

新築時にこうした輸入の掃出しサッシは、窓枠に装着された状態で
おうちにそのまま取り付けてしまいますから、ドア下のような場所は
防水塗装されません。

今回は、不具合のあったサッシの交換用のドアということで、現場で
交換作業を行う前に会社の倉庫でこうした塗装や防水処理を行えます。

普通の輸入住宅ビルダーや修理業者さんであれば、交換部材を取り付けて
から塗装をするだけですから、ここまで念入りに防水作業を行うことは
出来ません。(尚、その分納品に時間が掛かりますよ)

交換してしまえば全く同じに見えるでしょうが、木製サッシの将来の
修理やトラブルを考えると、実は全然違ってくる仕事なんですね。

だって、サッシやドアの下側が雨で腐ってくるなんてことは、
よくあることなんですから・・・

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by mikami-homemade | 2019-03-31 13:16 | 塗装工事
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こちらは、神奈川県のお客様からご相談頂いているハード(Hurd)社製
の掃出しサッシ(スライディング・パティオドア)。

ドア自体にも雨により木枠の腐りがあるのですが、サッシ自体の枠にも
大きな黒ずみが出てきています。

現状は、指で押してズブズブ中へ入っていくという程にはなっていない
のですが、このまま放置すれば建物から窓全体を外して交換する必要が
出てきます。

こんな状態になってしまった原因は、強い風が吹く大雨の時にサッシの
下枠(ボトムシル)に雨が長時間溜まって抜けなかったこと、気密(防水)
を確保する為のウェザーストリップが古くなって機能しなかったこと、
木部に適切な防水塗装が施されていなかったことが考えられます。

また、それに加えてサッシの下端と同じ高さでウッドデッキが接している
こともあまりいいことではありません。

デッキのざら板の上の水が風によってサッシの方に押し寄せてくる
という現象が推測されます。

網戸が閉まっていれば、網戸を乗り越えて内側へ入ってきた水が、
網戸に邪魔されて外へ出られずボトムシルの処に溜まってしまう
ようにも思います。

掃出しサッシを修理・メンテナンスする前に、まずはウッドデッキを
カットするか少し移動するかして、建物から離してやることを
しておいて頂くといいかも知れませんね。

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by mikami-homemade | 2019-03-25 12:52 | メンテナンス
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昨日調査にお伺いした名古屋市の輸入住宅のキッチンです。

真っ白で爽やかなキャビネットにゴールドのブラス・ノブが映えて
いかにも輸入キッチンという感じです。

でも、新築から20年も経過するといろいろとメンテナンスが必要
となることも事実です。

特にこちらのおうちには猫ちゃんがいて、引っ掻いたりかじったり
していたようですから、ある程度は仕方のないことかも知れません。

ご覧のように、シンク・キャビネットのドアの下端は、表面材が
剥がれて黄色い下地が見えています。

このキャビネットは、カナダ パシフィック・リム(Pacific Rim)製
のものですが、ドア自体は木の粉を固めて成型したMDFと呼ばれる
素材で出来ています。

その上にツヤありの塗装や樹脂で表面を覆って仕上げてあるのですが、
表面材の一部に傷が付いたりすると、素材のMDFに湿気や水分が
入り込んで膨張します。

そうなると、更に表面材の傷口が開き、どんどんドアの損傷がひどく
なってしまうというのが、この状況を作り出すのです。

MDFが膨らんでいなければ、私ならこの上から再度塗装で仕上げる
という方法を提案しますが、膨らんで下地が弱くなってきているようなら
ドアの交換をお勧めします。

今回キャビネット・メーカーははっきりしていますし、アフターサービス
もちゃんとやって頂けそうな感じですから、同じものを製作してもらって
ドアを交換したいと思います。

もしメーカーがはっきりしないという場合でも、キャビネット・ドアの
デザインを一新するつもりがあれば、同じサイズで新しいデザインの
ドアを別のメーカーに作ってもらうことも可能です。

そういった提案が出来るのも、輸入住宅の知識や経験があればこそ
かも知れませんね。

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by mikami-homemade | 2019-03-24 14:59 | 輸入設備
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こちらは、高級輸入サッシ コルビー アンド コルビー(Kolbe & Kolbe)
のステンドグラス入りケースメント(縦辷り窓)です。

ペアガラスの中に金モールのステンドグラスが入れられていますから、
20年前の当時は相当凝った造りの輸入住宅だったろうと思います。

ただ、当時新築したビルダーは既になく、窓もずっと閉めっ放しという
状態だったのか、メンテナンスらしいメンテナンスは全くされていない
感じがします。

そういう状況ですから、屋外側のアルミ枠とペアガラスとの間から
雨水が入り込んで、室内側の建具木枠を腐らせてしまいました。

また、木枠を伝ってペアガラスの内部にも水や湿気が入ってしまい、
ステンドグラスを曇らせてしまっています。

コルビー アンド コルビーというサッシ・メーカーは、名前を変えて
今でもサッシを作っているようですが、古いサッシの交換建具を製作して
くれるかどうかは直接聞いてみないと分かりません。

また、お願い出来るにしても、納期や金額はそれなりになってしまいます。

ですから、今回私たちは、ガラスはそのまま使わせて頂いて、木枠の
一部のみを加工・製作して元の姿に戻す形を取るようにします。

当然、木部の防水塗装やガラスの周囲などの防水処理も取り換える前に
作業を実施するつもりです。(既存の塗料は、内装用のニスで全く防水
効果はありませんし、外回りも新築以来そのままの状態でした)

ただ、ペアガラスについては、そのうち交換するタイミングが来る
でしょうから、その時は改めて建具をメーカーに再製作してもらうか、
全く新しいアルミクラッド・サッシを窓枠ごと施工するか、どちらか
やらざるを得ません。

その時期を少しでも遅らせる為に、不具合のない他のサッシについても
防水塗装や防水処理をすべきだと思います。

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by mikami-homemade | 2019-02-28 16:30 | メンテナンス
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今日、愛知県半田市の輸入住宅へ現地調査に伺いました。

お客様が築17年前後の家を購入されて、入居前にメンテナンスを
お願いしたいという相談でした。

主には、玄関ドアと勝手口ドアのメンテナンスで、防犯性の向上と
塗装の塗り替えがご相談事項です。

写真は、その勝手口。ウッドグレインと呼ばれる木目が刻まれた
ファイバーグラス製のドアですが、茶色のベタ塗り塗装が劣化して
剥げてきています。

元々はファイバーグラス・ドア専用の木目塗料で塗ってあったのですが、
そういう塗料を知らない塗装業者が普通のペンキで塗り潰してしまった
ようです。

ですから、木目を出す為の凹凸は見えるのですが、色の濃淡が出ない為
本物の木のイメージが演出出来ていない状況となっています。

こういう状況では、少し色が濃い木目塗料を使って木目を再現する
という方法も可能ですが、ドアにはめこまれた上げ下げ窓が白い枠に
なっていますから、ドアも白く塗装してもいいかも知れません。

アメリカでも古くなった木製ドアを白でベタ塗りするということを
やりますし、そういう感じがアメリカンなイメージを彷彿させる
ようにも思います。

勿論、お客様の好みの問題がありますから、無理に白にする必要は
ありませんが、そういう手法も結構いけると思います。

白以外の赤や青でドアを塗装するというのも更にアメリカンですが、
このおうちは少し和風テイストを外観に残していますから、
そこまで踏み込んだ冒険をする必要はありません。

木目だから茶色のペンキをベタで塗る。そういうのって、センスの
ないペンキ屋さんの発想で、やっぱりいけてないですよね。

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by mikami-homemade | 2019-02-15 20:20 | 塗装工事
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神奈川のお客様からハード(Hurd、現シエラパシフィック)社の
ダブルハング・サッシについて、修理のお問い合わせを頂きました。

一見何事も問題ないように見えますが、上窓と下窓とが重なり合う
「召し合わせ」と呼ばれる部分が黒く腐ってきているようです。

お客様は、息子さんが窓を閉め忘れた時があって、それが原因で
上窓建具の下枠部分の木が腐ってきたのではないかと後悔されて
いましたが、そういう状態では雨が木枠に当たることはありません。

いつも言いますが、ガラスとアルミ枠とが接する部分やアルミ枠
同士のつなぎ目部分の防水が切れて、雨水が中に侵入します。

中に入った水が、徐々に木枠を内部から腐らせていきますから、
すぐに表に現れない分、発見が遅れてしまいます。

また、お客様はペアガラスの中が曇ってきているサッシが、2~3枚
あるともおっしゃっていますから、同様の原因でペアガラスの中に
水や湿気が入り込んでしまっているのは明らかです。

この建具の不具合は、新しい建具を既存の窓枠に適合させる必要が
ありますから、窓の両サイドの樹脂製ジャムライナーを交換すると共に
上下の新しい建具を挿入してやれば、元通りに戻ります。

勿論、新しい建具は、木部を防水塗装して、ガラス周りも念入りに
防水処理をしてから、交換を行わなければいけません。

ペアガラスが曇ってしまったという窓は、ガラスだけを交換する
ことが出来ませんから、同様に建具毎交換する必要があります。

ただ、現状特に問題がないサッシがあるなら、将来問題が発生しない
ように、外側からガラス周囲を含めた防水処理を実施することを
お勧めします。

出来ればそれは、外部足場を設置する外壁塗装工事の際にやって
頂きたいものです。(10年おきに定期的に行うのが理想です)

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by mikami-homemade | 2019-02-11 14:31 | メンテナンス
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お客様からペラ(Pella)のアルミクラッド・ケースメントが腐って
きたので、相談に乗って欲しいという問い合わせを頂きました。

ご覧のように建具(障子)の下端の木部が黒ずんで腐ってきている。

状況からして、横殴りの強い雨風があった後でも窓を開けて乾燥
させるといった対応を取っていなかったということも考えられるが、
それに加えて外部のアルミ板とガラスとの境い目から水が侵入した
ということも原因だろう。

ただ、このサッシは、通常のアルミクラッド窓とは違う特徴を備えている。

それは、写真にある通気の為の部材が装着されているところだ。

実は、このサッシは、ペラの中でも高級なデザイナー・シリーズと
呼ばれる窓で、室内側のガラス障子が取り外せる仕組みになっている。

つまり、ペアガラスのように空気層を設けて2枚のガラスを張り合わせる
といった構造ではなく、2重サッシのようにそれぞれのガラスが
独立した形でサッシに組み付けられているタイプなのです。
(ペアガラス+取外しが出来るガラス障子といった3枚ガラスの構造の
タイプもあります)

このタイプのサッシには、2重ガラスの間に溜まった湿気(結露)を
外に排出しる為の通気孔が設けられています。

ただ、いつも窓を閉め切った状態では、この穴から外に出た室内の水分が
建具と窓枠との間に滞留することになり、反って木を腐食させるという
ケースも考えられます。

特に今のような冬場は、室内が乾燥しないように加湿をしますから、
冷たいガラスの付近では結露を起こす状況が顕著になります。

窓を常に開けることを前提に考えられた仕組みなのでしょうが、
そうしないことで起こるトラブルまでは想定外であったのかも
知れません。

取り敢えず、腐った建具は交換しなければならないかも知れませんが、
こうしたことが起きないように、外部の防水処理や木部の防水塗装に
加え、雨後の窓開けをするといった暮らしの改善をして頂くように
お願いしたいと思います。

(尚、外部の防水処理や木部に防水塗装を行っている輸入住宅は、
殆どありません)

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